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番号 | 用語 | 定義 | 対応英語 |
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4.1 | 外接く(矩)形 | フォントに含まれる各グリフについて個別に定義されるく(矩)形で,グリフに外接しているく(矩)形。和文フォントにこの用語が使われることは少ない。 | bounding box, glyph property |
4.2 | 最大外接く(矩)形 | 一つのフォント資源に対して一つ定義されるく(矩)形で,すべての外接く(矩)形を含む最小のく(矩)形。 | bounding box, font property |
4.3 | 仮想ボディ |
最大外接矩形を隙間無く並べるとグリフが相互に接触する。和文フォントでは,これを避けるために最大外接く(矩)形の周囲に空間を残したく(矩)形を想定してデザインする。このく(矩)形を仮想ボディという。 備考4 仮想ボディを密着させてグリフを並べた組み方をベタ組という。 備考5 仮想ボディは,一つのフォント資源に対して一つ定義される。 備考6 罫線素片などの記号類の一部は,隣接するグリフが接触するようにデザインされる。 備考7 最大外接く(矩)形,外接く(矩)形および仮想ボディの関係を図1に示す。 図1 最大外接く(矩)形,外接く(矩)形および仮想ボディの関係 |
extended body |
4.4 | 包絡近似図形 |
グリフの包絡形状を近似する図形。 備考8 例えば“上”,“土”は“△”で近似し,“今”,“中”は“◇”で近似する。 備考9 書体デザインの分類に際して,グリフのデザイン傾向を評価するためにこの図形を参照する。欧文書体のデザイン分類ではアセンダ,ディセンダ,xハイトなどの図形的特徴を参照できるが,和文書体ではそれらに相当する概念がない。 備考10 包絡近似図形の例を図2に示す。 図2 包絡近似図形の例 |
approximated envelope |
4.5 | 計測文字 | 書体属性の値を規定する対象となる文字。 | representative character |
4.6 | 指標文字 | 書体見本帳において書体の特徴を示す限られた数の文字。見本帳では数値化できない特徴をも見せる必要があるため,計測文字とは異なる基準で選ばれる。 | index character |
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