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JIS X 0901 シソーラスの構成及びその作成方法 1991制定
番号
用語
定義
対応英語
2(1)
文献
分類作業及び索引作業の対象となる,印刷された形態又は他の形態のもの。(備)この定義は,冊子体及びマイクロ形態(例えば,図書,雑誌,設計図,地図)ばかりでなく,印刷以外の形態(例えば,機械可読記録,フィルム,音盤),三次元物体,標本として使用される実物などにも当てはまる。
document
2(2)
索引言語
自然言語から選択され,統制された語の集合で,文献の主題を要約して表現するために用いる。
indexing language
2(3)
シソーラス
統制された索引言語の語い(彙)であって,あらかじめ概念間(例えば,“上位”,“下位”)の先験的な関係を明示するように組織化したもの。
thesaurus
2(4)
索引語
ある概念を名詞又は名詞相当の句の形で適切に表現したもの。(備)統制された索引言語においては,索引語は優先語であるか又は非優先語であるかを明示する。
indexing term
2(5)
優先語
ある概念を表現する索引作業で一貫して用いる語。“ディスクリプタ”ともいう。
preferred term
2(6)
非優先語
優先語の同義語又は準同義語。“非ディスクリプタ”ともいう。非優先語は,文献には付与されないが,シソーラスでは見出し語として扱われる。シソーラスの利用者には,指示(例えば,USEやSEE)によって適切な優先語が示される。
non-preferred term
2(7)
複合語
二つ以上の構成要素からなる名詞としての索引語。それらの構成要素は,独立した索引語として用いることができる。
compound term
2(8)
句
索引語としては1語の索引語と同様の働きをもつ2語以上からなる結び付き。(備)大多数の複合語又は句の構成要素は,次のとおり区分する。(a)焦点又は中心:その語又は句全体で指示している概念の一般的なクラスを示す名詞の構成要素。(例)1.複合語“輸出保険”の名詞部分“保険”。(例)2.句“場の方程式”の名詞部分“方程式”。(b)相違点又は修飾部:焦点の範囲を限定して,そのサブクラスの一つを特定する一つ以上の構成要素。(例)1.複合語“輸出保険”の名詞部分“輸出”。(例)2.句“場の方程式”の名詞と助詞部分“場の”。
phrase
2(9)
観点表示
索引作成時に文献には付与されないが,カテゴリの分割の論理的な基盤を示すために,ある種のシソーラスの体系配列部分に付け加える仮の語。“ファセット指示子”ともいう。(例)職業によって,用途によって,部分によって。
node label
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