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JIS X 5734 開放型システム間相互接続−ディレクトリ−第4部 分散操作の手順 1993制定
番号
用語
定義
対応英語
03.05.1
連鎖
操作を実行できないDSAが任意選択的に利用する相互動作のモード。DSAは,他のDSAの操作を呼び出し,その後,その結果を元の要求者に引き渡すことによって操作を連鎖する。
chaining
03.05.2
コンテキスト接頭部
DITの根から名前コンテキストの最初の接点まで続くRDNの列で,その節点の識別名に対応する。
context prefix
03.05.3
相互参照
エントリを所有するDSAについての情報を含む知識参照。これは,最適化のために利用する。そのエントリは,上位又は下位の関係をもつ必要はない。
cross reference
03.05.4
DIB部分
一つのDSAが保持するDIBの一部分で,一つ以上の名前コンテキストを形成する。
DIB fragment
03.05.5
分散名前解析
複数のDSAで名前解析を実行する処理。
distributed name resolution
03.05.6
内部参照
同一のDSA中にあるエントリへの内部ポインタを含む知識参照。
internal reference
03.05.7
知識情報
特定のDSAがエントリに関してもっている情報であって,そのDSA中にあるエントリに関する情報及びディレクトリの中の他のエントリの位置を見つけるための情報。
knowledge information
03.05.8
知識参照
DITエントリと,それが配置されているDSAとを直接的又は間接的に関連付ける情報。
knowledge reference
03.05.9
知識木
DSAが分散名前解析を実行するために保持する知識情報の概念上のモデル。
knowledge tree
03.05.10
多方向展開
操作を実行できないDSAが任意選択的に使用できる相互動作のモード。DSAが操作を多方向展開するとは,あるDSAが他の幾つかのDSAに(直列又は並列に)同じ操作を発行し,適切な結果を元の要求者に渡すことを意味する。
multicasting
03.05.11
名前解析
提示名の各RDNをDITの節点に順次突き合わせて,エントリを位置付ける処理。
name resolution
03.05.12
名前コンテキスト
一つのDSA中にあるDITの部分木であって,節点で始まり,下方に拡張して葉及び/又は葉でない節点に至るもの。これらの節点は,名前コンテキストの境界となる。名前コンテキストの始まりの節点の上位は,そのDSA中にない。境界の葉でない節点の下位は,そのDSA中にない他の名前コンテキストの始まりを示す。
naming context
03.05.13
不特定下位参照
一つ以上の不特定な下位エントリをもつDSAに関する情報を保持する知識参照。
non-specific subordinate reference
03.05.14
操作進行状況
名前解析の進行の程度を示す値の集合。
operation progress
03.05.15
参照経路
知識参照の一連の経路。
reference path
03.05.16
紹介
操作を実行できないDSAが返す結果であって,操作をより適切に実行できる一つ以上の他DSAを指示したもの。
referral
03.05.17
要求分解
一つの要求を分解して,分散操作の一部分を各々実行する副要求にすること。
request decomposition
03.05.18
根コンテキスト
その名前がRDNの空列からなる節点に対する名前コンテキスト。
root context
03.05.19
下位参照
特定の下位エントリを保持するDSAに関する情報を含む知識参照。
subordinate reference
03.05.20
副要求
要求分解によって生じた要求。
subrequest
03.05.21
上位参照
上位エントリを保持するDSAに関する情報を含む知識参照。
superior reference
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