← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6041 業務用陰極線管表示装置及びけん盤 1987制定

番号 用語 定義 対応英語
2(01) 文字高・文字幅・文字間余白・行間余白の寸法 文字を構成するドット枠の最外側ドットの中心間距離(図1及び図2参照)。ただし,英数仮名専用表示の場合には,英大文字の最外側ドットの中心間距離とし,ディセンダ及びアセンダを除く(#図有り)。
2(02) 発光輝度 照明などで与えられる外光反射輝度を含まず,螢光体から発せられ,陰極線管ガラスなどを透過したネガティブ表示の文字発光輝度及びポジティブ表示の背景発光輝度の総称。ただし,画面フィルタなどを装着している場合には,画面フィルタを透過した光を対象とする。
2(03) ネガティブ表示 暗い背景に明るい文字を表示する表示形態。
2(04) ポジティブ表示 明るい背景に暗い文字を表示する表示形態。
2(05) 背景発光輝度 背景を構成する部分の発光輝度(Lb)。
2(06) 背景輝度 ネガティブ表示の場合には,暗地発光輝度と外光反射輝度との和(Li)。ポジティブ表示の場合には,発光輝度と外光反射輝度との和(Lh)。
2(07) 文字発光輝度 文字を構成するドットの部分の発光輝度(Ls)。
2(08) 文字輝度 ネガティブ表示の場合には,発光輝度と外光反射輝度との和(Lh)。ポジティブ表示の場合には,暗地発光輝度と外光反射輝度との和(Li)。
2(09) 暗地発光輝度 ネガティブ表示の背景発光輝度又はポジティブ表示の文字発光輝度。
2(10) 拡散反射輝度 拡散性の反射面において,巨視的に見て反射の法則と無関係に,多くの方向に光を拡散する場合の反射輝度。
2(11) 鏡面反射輝度 拡散性の反射面において,巨視的に見て反射の法則に従う光の反射輝度。
2(12) 外光反射輝度 観測位置から見て,外光による拡散反射輝度と鏡面反射輝度との和。(備)輝度の相互関係[2.(2)〜(12)参照]を表に示す。(#表有り)
2(13) 表示面照度 表示面の中心で管面の法線方向の照度。
2(14) 表示面拡散反射率 表示面の中心で管面の法線と45度の方向に点光源を置き,法線方向から測定した拡散反射輝度をLdとし,表示面の中心に完全反射拡散反射面を置き,その拡散反射輝度をL0としたとき,次の式によって算出される(ρd)。(#数式有り)
2(15) コントラスト ネガティブ表示の場合には,文字輝度と背景輝度の比(Lh/Li)。ポジティブ表示の場合には,背景輝度と文字輝度の比(Lh/Li)。
2(16) 解像度 像が分離して見える度合。
2(17) 可視域両端領域 可視光線で450nm以下又は650nm以上の領域。
2(18) フリッカ 同一空間位置で,異なった光又は断続した光が比較的短い周期で目に入る場合,定常的な刺激として感じられない現象。ちらつきともいう。

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る