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JIS X 9008 光学式文字認識のための手書き文字(記号) 1981制定

番号 用語 定義 対応英語
2(01) 記号 +-.,(#図有り)の33種。
2(02) 文字 情報を表記するためのまとまりを持ったパターン。
2(03) 字形 個々の記号。
2(04) 字体 一群の記号に対し規範として定められた字形の一組。
2(05) 線素 個々の字形を構成する幅を持った線。
2(06) 線幅 字形を構成する線素の幅。
2(07) 空げき(隙) 字形で故意に保った線素間のすき間。これは などに見られる(#図有り)。
2(08) 突出し 長い線素にほぼ直交して伸びている短い線素。これは などに見られる(#図有り)。
2(09) かぎ(鉤) 長い線素の始め又は終わりに,その線素とほぼ直交するように付ける短い線素。これは などに見られる(#図有り)。
2(10) 外周が円形となる線素。これは?!.,;などに見られる。
2(11) おう(凹)部の深さ かぎ(鉤)のある線素などで保つべきおう(凹)部の水平又は垂直に測った深さ(付図1参照)。
2(12) 帳票基準辺 機械読取りの際に基準となる辺(付図2参照)。
2(13) 記入わく 帳票基準辺に平行及び垂直な辺を有する一つの記号を書く場所を示す長方形(内側)(付図2参照)。
2(14) 記入わくの幅 記入わくを構成する垂直線間の水平距離(付図2参照)。
2(15) 記入わくの高さ 記入わくを構成する水平線間の垂直距離(付図2参照)。
2(16) 記入帯 帳票基準辺に平行及び垂直な辺を有する1行中の一組の連続した記入わくをすべて含む最小の長方形領域(付図3参照)。
2(17) 記入わく間隔 同一記入帯内の隣接する二つの記入わくの幅の垂直二等分線間の水平距離。
2(18) 行間隔 列方向に隣接する二つの記入枠の高さの垂直二等分線間の垂直距離。
2(19) 記入わく間余白 同一記入帯内で相互に隣接する二つの記入わくの水平距離。
2(20) 文字境界 帳票基準辺に平行及び垂直な辺を有する一つの字形のすべての線素をその内部に含む最小の長方形。
2(21) 線素境界 ある字形を構成する一つの線素を字形とみなしたときにできる文字境界。
2(22) 垂直線素の傾き 字形を構成する垂直線素の線素境界における水平の辺と垂直の辺との比。
2(23) 水平線素の傾き 字形を構成する水平線素の線素境界における垂直の辺と水平の辺との比。
2(24) クリアエリア 帳票基準辺に平行又は垂直な辺を有する記入帯及びその周りの余白部を含む長方形領域。
2(25) ドロップアウトカラー 人間の眼には周囲の余白部とはっきり区別できるが,当該OCR装置にはほとんど感知し得ない色相と濃さを持った色。

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