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JIS X 0201:1997
7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合 1997改正●1969制定

番号 用語 定義 対応英語
3.1 エスケープシーケンス 符号拡張手順において制御のために使用する一つ以上のビット組合せ。先頭のビット組合せは,制御文字ESCAPE(エスケープ)を表現する。 escape sequence
3.2 現在位置 次にくる図形文字を表現する図形記号を表示するための文字位置又は次に実行される制御機能の基点となる文字位置。 active position
3.3 終端バイト エスケープシーケンス又は制御シーケンスを終わらせるビット組合せ。 final byte
3.4 制御機能 データの記録,処理,伝送及び解釈に影響を及ぼす作用で,一つ以上のビット組合せで表現するもの。 control function
3.5 制御シーケンス 制御機能CONTROL-SEQUENCE INTRODUCER (CSI,制御シーケンス開始)から始まる一つ以上のビット組合せであって,制御機能の符号化表現のために使う。 control sequence
3.6 制御文字 一つのビット組合せだけで表現する制御機能。 control character
3.7 図形文字 制御機能以外で,通常,手書き・印字・表示の可視的表現をもち,一つ以上のビット組合せからなる符号化表現をもつ文字。 graphic character
3.8 図形記号 図形文字又は制御機能の視覚的表現。 graphic symbol
3.9 装置 CCデータ要素の符号化情報を送信若しくは受信又は送受信できる情報処理機械の一部分。参考 通常の意味での入出力装置のほか,応用プログラム,ゲートウェイなどの場合もある。 device
3.10 ビット組合せ 文字表現に用いる1バイトの順序付けられたビットの集合。 bit combination
3.11 符号拡張 与えられた符号化文字集合に含まれていない文字の符号化のために用いる手法。 code extension
3.12 符号化文字集合●符号 文字集合を定め,かつ,その集合内の文字とビット組合せとを1対1に関係付ける,あいまいでない規則の集合。参考 “符号化文字集合”と“符号”とは,交替可能な用語である。例えば,“7ビット符号化文字集合”と“7ビット符号”とは,同じ意味である。 coded character set●code
3.13 符号化文字データ要素●CCデータ要素 符号化文字集合に関する一つ以上の規格に適合し,かつ,文字の符号化表現の列によって構成される,情報交換の構成単位。
参考1.この規格に従って行われる情報交換では,1個の図形文字は1個のCCデータ要素となる。さらに,BACKSPACE (後退)によって1個の図形文字に合成されるビット組合せの列も1個のCCデータ要素となる。
参考2.JIS X 5003 (開放型システム間相互接続の基本参照モデル)に従う通信環境においては,CCデータ要素は,JIS X 5003で定義されているプレゼンテーションプロトコルデータ単位(PPDU)に対応する情報の全部又は一部を構成する。
参考3.交換可能な媒体によって情報交換を実現している場合,CCデータ要素は,利用者データに対応する情報の全部又は一部を構成し,媒体の初期化中に記録される情報の全部又は一部を構成しない。
coded-caharacter-data-element●CC data element
3.14 符号表 符号化文字集合の中の各ビット組合せに割り当てた文字を示す表。 code table
3.15 文字 データの構成,制御又は表現に用いる構成単位の集合の要素。 character
3.16 文字位置 図形記号を表示しているか,又は表示できる表示面上の部分。 character position
3.17 利用者 装置が提供するサービスを使う人又はそれに代わるもの。
参考1.“装置”が符号変換機能又はゲートウェイ機能であるならば,利用者は応用プログラムのようなものであってよい。
参考2.利用者が用意するか又は利用者に提供される文字は,2.2を満足するものであれば装置固有の符号化形式又は通常と異なる表示形式であってよい。
user

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