一覧に戻る
このページの最下段に移る
JIS X 0207:1979
情報交換用漢字符号系のための制御文字符号
1979制定
番号
用語
定義
対応英語
2(1)
数値パラメタ
制御文字の機能を規定するパラメタのうち,数値で指定するもの。
numeric parameter
2(2)
選択パラメタ
制御文字の機能を規定するパラメタのうち,規定事項を項目で選択指定するもの。
selective parameter
2(3)
モード
データの送受信,処理又は表示に関して選択的に指定する方式条件。このモードを指定することにより,制御状態を規定する。
mode
2(4)
フィールド
行始端,行終端,組始端,組終端又はタブストップで範囲を指定された印字面又は表示面上の区域。
field
2(5)
領域
領域制御のための特殊制御文字によって範囲を指定されている図形文字列の区域。
area
2(6)
保護領域
人手操作でデータの入力をすることを禁止されている領域。
protected area
2(7)
非保護領域
人手操作でデータの入力をすることを許可されている領域。
unprotected area
2(8)
動作位置
次に処理しようとしている文字位置。処理した後は,動作位置は,通常1文字分進む。
active position
2(9)
行始端
行の最初の文字が始まる物理的な位置。横書きの場合は,最左端,縦書きの場合は,最上端の文字の位置とし,装置固有の位置とする。
home position of line
2(10)
組始端
行組み指定(LC)によって指定される字の並べ方における各行の最初の文字の始まる位置。
first character position of line
2(11)
組終端
行組み指定(LC)によって指定される字の並べ方における各行の文字の終わる位置。
last character position of line
2(12)
タブストップ
字方向タブ,行方向タブなどのタブ動作に際して,動作位置が停止する位置をあらかじめ決めておくために設ける機構又はしるし。
tabulation stop
2(13)
字方向
文字の配列の方向。
character writing direction
2(14)
行方向
文字の配列の方向に垂直な方向。
line writing direction
2(15)
図形文字列
JIS X 0201及びJIS X 0208などで規定された図形文字集合に含まれる文字の列。
graphic character string
2(16)
合成
二つ以上の図形文字をそのまま重ね合わせて一つの図形文字を作成すること。
character composition
2(17)
ルビ
文字のそばにつけて文字の読み方,意味強調などを示すもの。原則として縦書きの場合は右側,横書きの場合は上側に添える。
ruby
2(18)
コマンド
コマンド開始(SCM)とコマンド終了(ECM)にはさまれた一つ以上の図形文字の列。各種の操作を指示するのに用いる。
command
2(19)
強調
図形文字列を通常の表現と異なった方法で表現すること。
highlight
2(20)
上つき
通常の文字位置よりも上部の位置に印字又は表示すること。
superscript
2(21)
下つき
通常の文字位置よりも下部の位置に印字又は表示すること。
subscript
2(22)
欧文ピッチ処理
欧文文字などを表現する際,文字固有の字幅に従って字送りすること。(例)Wは広く,Iは狭く字送りして印字又は表示する。
proportional spacing
2(23)
縦書き
各行の文字が縦読みになるような文字の配列。
vertical writing
2(24)
横書き
各行の文字が横読みになるような文字の配列。
horizontal writing
2(25)
文字の大きさ
文字の外わくの大きさ。文字の高さと文字の幅で表す。
graphic size
2(26)
文字の高さ
文字の字の向きの外わくの大きさ。
height of character
2(27)
文字の幅
文字の字の向きに直角方向の外わくの大きさ。
width of character
2(28)
半角
文の配列の方向の外わくの大きさが,通常の大きさの50%である文字の大きさ(#図有り)。
half size of character
2(29)
文字ピッチ
文字を行中に並べる場合の字送り量。
character pitch
2(30)
行ピッチ
行を並べる場合の行送り量。
line pitch
2(31)
内字
JIS X 0201及びJIS X 0208で規定する図形文字。
internal character
2(32)
準内字
JIS X 0201の符号表及びJIS X 0208の図形文字用符号表の空き領域の符号を割り当てられた図形文字。
quasi-internal character
2(33)
外字
内字及び準内字以外の図形文字であって,外字番号又は外字符号で指定されるもの。
external character
2(34)
外字番号
個々の外字を識別するために付けた番号。
external character number
2(35)
外字符号
個々の外字を識別するために付けた符号であって,外字符号指定(EXC)とともに用いられる。
external character code
2(36)
バイト
一単位として取り扱われるビット列,この規格では,7単位符号系では7ビット,8単位符号系では8ビットからなる。
byte
2(37)
文字回転
縦書きの場合に図形文字の向きを横書きの文字の向きにすること。
character rotation
2(38)
基本状態
基本状態とは,表1の状態をいう(#表有り)。
basic state
一覧に戻る
このページのトップに戻る