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JIS X 0524:2007
バーコードマスタ試験仕様 2007制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 作成バー幅差 シンボルにあるすべてのバーの,規定軸と実寸軸との差の平均。 achieved bar width difference
4.2 バーエッジ バーコードシンボル内で,バーとスペースとの境界部分。 bar edge
4.3 バーエッジの適合性 バーエッジ又はバーエッジの一部が配置されている位置の,規定位置に対する精度。 bar edge conformance
4.4 バーエッジの輪郭 バーからスペースへ遷移するすべての地点を,バーの高さ方向に沿って結んだ線。 bar edge contour
4.5 バーエッジの濃度こう(勾)配 単位距離当たりのバーエッジにおける光学濃度の変化率。光学濃度波形から測定する。 bar edge gradient
4.6 バー幅調整 バーコードマスタのバーを調整する際の縮小(バー幅縮小)量又は拡大(バー幅拡大)量。画像製版及び印刷工程中にバー幅の太り又は細りをそれぞれ補正するために用いる。 bar width adjustment●BWA
4.7 バー幅拡大 バー幅調整を参照。 bar width increase
4.8 バー幅縮小 バー幅調整を参照。 bar width reduction
4.9 バー幅公差 バーの目標寸法と作成寸法との間で認められる最大許容差。 bar width tolerance
4.10 基材濃度 バーコードマスタ基材の最小光学濃度。 base density
4.11 ネガ画像 バーの光学濃度が低く,スペースの光学濃度が高い画像。 negative image
4.12 公称バー幅 シンボル体系仕様書で定義している倍率=1.0の基準バー幅。シンボル体系仕様書に含んでいる他のバー幅は,これを基に比較する。 nominal bar width (EAN/UPC symbols)
4.13 光学濃度波形 バーコードマスタ画像の光学濃度を連続図で示し,シンボルのすべてのバーと直角に交わる線に沿って,光学濃度をマイクロメータ(μm)単位で測定して作成する。 optical density profile
4.14 極性 画像のネガティブ特性又はポジティブ特性。 polarity
4.15 ポジ画像 バーの光学濃度が高く,スペースの光学濃度が低い画像。 positive image
4.16 規定バー幅 a) (EAN/UPCシンボルの場合) 公称バー幅と同義。適用可能ならば,倍率及びバー幅調整によって修正される。すなわち,“(倍率によって拡大された公称値)±バー幅調整”となる。
b) (その他のシンボルの場合)太細比又はモジュール数の倍数であるエレメント寸法と同義。必要に応じて,適用可能ならば,バー幅調整によって修正される。すなわち,“(太細比の倍数であるエレメント寸法)±バー幅調整”,又は“(モジュール数の倍数であるエレメント寸法)±バー幅調整”となる。
specified bar width
4.17 目標エレメント幅 バー幅調整分も含めて算出されたエレメントの寸法。
参考 用語に関してはJIS X 0500 (データキャリア用語)も参照。
参考 4.9,4.11,4.15,4.16及び4.17は,本体では使っていない。
target element width

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