← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 0607:1996
非逐次記録を用いる追記形及び書換形の情報交換用媒体のボリューム及びファイルの構造 1996制定

番号 用語 定義 対応英語
第1部 5.1 応用プログラム ファイルの内容を処理し,ファイル又はそのファイルを記録したボリュームに関するシステム指定の属性データも処理できるプログラム。 application
第1部 5.2 バイト 単位として取り扱う8個の2進数字の列。記録のための規格(1/5。10参照)がバイトを記録する枠組みを8ビットより大きいと規定しているときには,この規格ではバイトはその枠組みの最下位の8ビットに記録し,その他のビットにはZERO(1/6。7参照)を記録しなければならない。 byte
第1部 5.3 記述子 ボリューム又はファイルの記述情報を含む構造。 descriptor
第1部 5.4 ファイル 一つにまとまった情報。 file
第1部 5.5 処理システム 情報処理システムが作成システム,受領システム又はその両方のシステムとして動作することを可能とする処理の集合。 implementation
第1部 5.6 作成システム 他のシステムとの情報交換を目的としてボリューム集合にファイルの集合を書き込むことのできる情報処理システム。 originating system
第1部 5.7 受領システム 情報交換を目的として他のシステムが書き込んだボリューム集合からファイルの集合を読み出すことのできる情報処理システム。 receiving system
第1部 5.8 レコード 情報の単位として取り扱うバイトの例。 record
第1部 5.9 セクタ 媒体の他の番地付けた部分とは独立にアクセス可能な最小の番地付けた部分のデータ領域。 sector
第1部 5.10 記録のための規格 媒体中に記録する情報の記録方法及び番地付けの方法を規定する規格。記録のための規格中で,この規格に関係ある規定は次のとおりとする。(1)各セクタに対する一意の番地(2)各セクタの長さ(3)セクタが再生専用形,追記形又は書換形であるかを判定する方法(4)追記形の媒体に対して,各セクタが未登録がどうかを検出す(5)セクタの記録に際して行う事前処理の必要性の有無 この規格と共に用いる記録のための規格には,媒体の作成者と受領者との間の同意が必要である。 standard for recording
第1部 5.11 利用者 処理システムが提供するサービスを呼び出す人又は他の実体。(例えば,応用システム)。 user
第1部 5.12 ボリューム 関係する記録のための規格が規定するセクタ番地空間。 備考 通常,媒体はセクタ番地の1個の集合を持つ。このとき,その媒体は1個のボリュームとする。媒体が媒体の両面に対して別々のセクタ番地をもつ場合には,その媒体は2個のボリュームとする。 volume
第1部 5.13 ボリューム集合 同一のボリューム集合識別子を持つ1個以上のボリュームの集まり。 volume set
第2部 5.1 エクステント セクタ番号が昇順に連続するセクタの列。エクステントの番地又は位置は,セクタ列の最初のセクタの番号とする。 extent
第3部 5.1 開始点 ボリューム記述子列のエクステントを識別する記述子を記録するための,規定された論理セクタ番号集合中の一つの論理セクタ番号。 anchor point
第3部 5.2 巡回冗長検査 バイト列の正しさを計算する方法。 cyclic redundancy check●CRC
第3部 5.3 エクステント 昇順に連続する論理セクタ番号(3/8.1.2.1参照)をもつ論理セクタの集合。エクステントの番地又は位置は,論理セクタ列の最初の論理セクタ番号とする。 extent
第3部 5.4 論理ブロック 論理ボリューム中の割付けの単位。 logical block
第3部 5.5 論理セクタ ボリューム中の割付けの単位。 logical sector
第3部 5.6 論理ボリューム 1個以上の区画の集合。 logical volume
第3部 5.7 区画 ボリューム中の論理セクタから成る一つのエクステント。 partition
第4部 5.1 エクステント 昇順に連続する論理ブロック番号を持つ論理ブロックの列。エクステントの番地又は位置は,その先頭論理ブロックの番号とする。 extent
第4部 5.2 ファイル集合 ファイル及びディレクトリの集まり。 file set
第4部 5.3 グループID 利用者のグループの識別情報。 group ID
第4部 5.4 論理ブロック 論理ボリューム中の割付けの単位。 logical block
第4部 5.5 論理ボリューム 一つ以上のファイル集合を記録した区画の空でない集合。 logical volume
第4部 5.6 区画 ボリューム中の論理ブロックのエクステント。 partition
第4部 5.7 利用者 利用者の識別情報。 user ID
第5部 5.1 媒体の適合性 第1部の媒体の適合性(1/3.1参照)を第5部に適用する。 conformance of a medium
第5部 5.2 情報処理システムの適合性 第1部の情報システムの適合性(1/3.2参照)を第5部に適用する。 conformance of an information processing system

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る