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JIS X 0611:2012
ユニバーサルディスクフォーマット(UDF)2.01
2012制定
番号
用語
定義
対応英語
1.3.2.1
オーディオセション
一つ以上のオーディオトラックを含み,データトラックを含まないセション。
Audio session
1.3.2.2
オーディオトラック
IEC 908が規定するオーディオセクタを含むように設計されたトラック。
Audio track
1.3.2.3
CD-R
追記形CD。JIS X 6282が規定する追記形コンパクトディスク。
CD-Recordable
1.3.2.4
CD-RW
書換形CD。JIS X 6283が規定するリライタブルコンパクトディスク。
CD-Rewritable
1.3.2.5
クリーンファイルシステム
この規格に適合する媒体のファイルシステム。
Clean File System
1.3.2.6
データトラック
JIS X 6281が規定するデータセクタを含む設計がなされたトラック。
Data track
1.3.2.7
ダーティファイルシステム
クリーンファイルシステムではないファイルシステム。
Dirty File System
1.3.2.8
固定パケット
与えられたトラックに含まれるパケット全てが,トラック記述子ブロックに指定された長さをもつ,インクリメンタル記録方式。CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283が規定する,番地付け方式の方式2に従って翻訳される。
Fixed Packet
1.3.2.9
ICB
JIS X 0607規格類における制御ノード。
Information Control Block
1.3.2.10
論理ブロック番地
論理ブロック番号[3/8.8.1]。
特記事項1 これを,[4/7.1]で規定する論理ブロック番地と混同してはならない。[4/7.1]で規定する論理ブロック番地は,論理ブロック番号[3/8.8.1]と,区画参照番号[3/8.8]とを含むlb_addr構造で示され,区画参照番号は,指し示された論理ブロック[3/8.8.1]を含む区画[3/8.7]を識別する。
特記事項2 [3/8.8.1]で定義する論理ブロック番号は,指し示す論理ブロック[3/8.8.1]を含む区画[3/8.7]の,区画マップ[3/10.7]が示す方法に従って,論理セクタ番号[3/8.1.2]に変換される。
Logical Block Address
1.3.2.11
媒体ブロック番地
記録のための関連規格[1/5.10]で示される,一意のセクタ番地から派生するセクタ番号[3/8.1.1]。この規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
Media Block Address
1.3.2.12
パケット
連続する整数個のセクタ[1/5.9]からなる記録可能単位。利用者データセクタから構成される。パケットライト動作のオーバヘッドとして記録される追加セクタ[1/5.9]を含むことがあり,記録のための関連規格[1/5.10]に従って指し示すことができる。
Packet
1.3.2.13
物理番地
記録のための関連規格[1/5.10]で示される,特有のセクタ番地から派生するセクタ番号[3/8.1.1]。この規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
Physical Address
1.3.2.14
物理ブロック番地
記録のための関連規格で示される特有のセクタ番地[1/5.10]から派生するセクタ番号[3/8.1.1]。この規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
Physical Block Address
1.3.2.15
物理セクタ
記録のための関連規格[1/5.10]で示されるセクタ[1/5.9]。この規格では,セクタ[1/5.9]は,論理セクタ[3/8.1.2]に等しい。
Physical Sector
1.3.2.16
ランダムアクセスファイルシステム
任意の位置に書込みができる媒体のためのファイルシステム。追記形又は書換形のいずれか。
Random Access File System
1.3.2.17
逐次ファイルシステム
逐次に書き込まれる媒体(例えばCD-R)のためのファイルシステム。
Sequential File System
1.3.2.18
セション
トラックの列(トラックは一個でもよい。)であって,各トラック番号が連続した昇順を形成しているもの。ボリューム中のトラックは,JIS X 6282の規定どおりに,一つ以上のセションに編成しなければならない。
Session
1.3.2.19
トラック
セクタの列であって,各セクタ番号が連続した昇順を形成しているもの。ボリューム中のセクタは,一つ以上のトラックに編成されなければならない。一つのセクタが複数のトラックに属してはならない。
特記事項 トラック間に間隙がある場合もある。すなわち,トラックの最後のセクタが,次のトラックの最初のセクタと隣接している必要はない。
Track
1.3.2.20
UDF
ユニバーサルディスクフォーマット。(★これは定義か★)
Universal Disk Format
1.3.2.21
利用者データブロック
パケットのセクタ[1/5.9](この規格では論理セクタ[3/8.1.2]と同じ。)に記録された論理ブロック[3/8.8.1]。
ドライブの利用者が意図的に記録したデータが含まれる。記録のための関連規格[1/5.10]に従って番地付け可能なセクタが存在したときでも,そのセクタがパケット記録のオーバヘッドに使用された論理ブロック[3/8.8.1]は,特にこれには含まれない。利用者データブロックは,論理ブロック[3/8.8.1]と同様に,論理ブロック番号[3/8.8.1]で識別される。
user data blocks
1.3.2.22
利用者データセクタ
ドライブの利用者が意図的に記録したデータを含む,パケットのセクタ[1/5.9]。パケットを記録するオーバヘッドに使用されるセクタ[1/5.9]は,記録のための関連規格[1/5.10]に従って番地付けできても,特にこれには含まれない。いずれのセクタ[1/5.9]とも同じく,利用者データセクタはセクタ番号[3/8.1.1]で識別される。この規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
user data sectors
1.3.2.23
可変パケット
与えられたトラックにおける各パケットが,ホストが決定した長さをもつインクリメンタル記録方式。CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283における,方式1の番地付けで規定するとおりとする。
Variable Packet
1.3.2.24
仮想番地
仮想区画における論理ブロック[3/8.8.1]の論理ブロック番号[3/8.8.1]。このような論理ブロック[3/8.8.1]は,対応する非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]の空間を使って記録される。VATのN番目のUint32は,対応する仮想区画の論理ブロック番号Nを記録するために使われる,非仮想区画の論理ブロック番号[3/8.8.1]を表す。最初の仮想番地は,0である。
Virtual Address
1.3.2.25
仮想区画
この規格の2.2.8に従って記録される種別2の区画マップ[3/10.7.3]によって,論理ボリューム記述子[3/10.6]で識別される論理ボリューム[3/8.8]の区画。仮想区画マップには,区画番号が含まれるが,これは,同一の論理ボリューム記述子[3/10.6]における種別1の区画マップ[3/10.7.2]の区画番号[3/10.7.2.4]と同じである。仮想区画の各論理ブロック[3/8.8.1]は,その対応する非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]の空間を使って記録される。VATには,その対応する仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]を記録するために使われている,非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]が列挙される。
virtual partition
1.3.2.26
仮想セクタ
仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]。このような論理ブロック[3/8.8.1]は,対応する非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]の空間を使って記録される。仮想セクタを,セクタ[1/5.9]又は論理セクタ[3/8.1.2]と混同しないほうがよい。
virtual sector
1.3.2.27
仮想割付け表●VAT
非仮想区画の空間に記録されるファイル[4/8.8]。対応する仮想区画をもち,そのデータ空間[4/8.8.2]は2.2.10に従って構成される。このファイルでは複数のUint32の配列リストを備えているが,N番目のUint32は,対応する仮想区画の論理ブロック番号Nを記録するのに使う,非仮想区画の論理ブロック番号[3/8.8.1]を表す。このファイル[4/8.8]は,論理ボリューム[3/8.8]のファイル集合[4/8.5]におけるディレクトリ[4/8.6]のファイル識別記述子[4/14.4]で,必ずしも参照されるわけではない。
Virtual Allocation Table●VAT
1.3.2.28
VAT ICB
VATを含むファイルを記述する,ファイルエントリICB。
Virtual Allocation Table ICB
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