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JIS X 0612:2015
ユニバーサルディスクフォーマット(UDF)1.50
2015制定
番号
用語
定義
対応英語
1.3.2.1
オーディオセション
一つ以上のオーディオトラックを含み,データトラックを含まないセション。
Audio session
1.3.2.2
オーディオトラック
IEC 908が規定するオーディオセクタを含むように設計されたトラック。
Audio track
1.3.2.3
CD-R
追記形CD。JIS X 6282が規定する追記形コンパクトディスク。
CD-Recordable
1.3.2.4
CD-RW
書換形CD。JIS X 6283が規定するリライタブルコンパクトディスク。
CD-Rewritable
1.3.2.5
クリーンファイルシステム
この規格に適合する媒体のファイルシステム。
Clean File System
1.3.2.6
データトラック
JIS X 6281が規定するデータセクタを含む設計がなされたトラック。
Data track
1.3.2.7
ダーティファイルシステム
クリーンファイルシステムではないファイルシステム。
Dirty File System
1.3.2.8
固定パケット
与えられたトラックに含まれるパケット全てが,トラック記述子ブロックに指定された長さをもつ,インクリメンタル記録方式。CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283が規定する,番地付け方式の方式2に従って翻訳される。
Fixed Packet
1.3.2.9
ICB
JIS X 0607規格類における制御ブロック。
Information Control Block
1.3.2.10
論理ブロック番地
JIS X 0607で定義された,区画の開始位置からの相対的な番地。
Logical Block Address
1.3.2.11
媒体ブロック番地
装置によって実行される全てのマッピングの前の媒体に書かれたままのセクタの番地。
Media Block Address
1.3.2.12
パケット
連続する整数個のセクタ[1/5.9]からなる記録可能単位。利用者データセクタから構成される。
Packet
1.3.2.13
パケットサイズ
パケットの利用者データセクタ数。
Packet Size
1.3.2.14
物理番地
装置インタフェース上で,媒体をアクセスするときに用いられる番地。
Physical Address
1.3.2.15
ランダムアクセスファイルシステム
任意の位置に書込みができる媒体のためのファイルシステム。追記形又は書換形のいずれか。
Random Access File System
1.3.2.16
逐次ファイルシステム
逐次に書き込まれる媒体(例えばCD-R)のためのファイルシステム。
Sequential File System
1.3.2.17
セション
トラックの列(トラックは一個でもよい。)であって,各トラック番号が連続した昇順を形成しているもの。例えばCDの場合,ボリューム中のトラックは,JIS X 6282の規定どおりに,一つ以上のセションに編成しなければならない。
Session
1.3.2.18
トラック
セクタの列であって,各セクタ番号が連続した昇順を形成しているもの。ボリューム中のセクタは,一つ以上のトラックに編成されなければならない。一つのセクタが複数のトラックに属してはならない。
特記事項 トラック間に間隙がある場合もある。すなわち,トラックの最後のセクタが,次のトラックの最初のセクタと隣接している必要はない。
Track
1.3.2.19
UDF
ユニバーサルディスクフォーマット。
Universal Disk Format
1.3.2.20
可変パケット
与えられたトラックにおける各パケットが,ホストが決定した長さをもつインクリメンタル記録方式。CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283における,方式1の番地付けで規定するとおりとする。
Variable Packet
1.3.2.21
VAT ICB
VATを含むファイルを記述する,ファイルエントリICB。
Virtual Allocation Table ICB
1.3.2.22
仮想番地
仮想割付け表エントリによって記述する番地。
Virtual Address
1.3.2.23
仮想割付け表●VAT
仮想割付け表(VAT)は,それぞれの仮想番地に論理ブロック番地を提供する。仮想割付け表は,逐次追記形の媒体で用いられる。
Virtual Allocation Table●VAT
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