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JIS X 3008:1994
プログラム言語Pascal
1994改正●1990制定
番号
用語
定義
対応英語
3(1)
誤り
この規格の要求事項に対するプログラムの違反であって,処理系が必ずしも検出しなくてよいもの。(参)1.この規格に違反するかしないかが,読み込むデータに依存するプログラム,又は処理系定義の機能をその処理系がどう定義しているかに依存するプログラムを作ることができる場合,その要求事項に対する違反を誤りと規定する。処理系は,これらの情報を使わなくても,そうした違反があると報告できることもある。しかし,違反となるかどうかが,実行してみるか,実行をシミュレートしてみるか,又はそうした情報をもとにして検証手順を踏んでみるかしなければ分からない場合が必ずある。要求事項に対する違反のうち,違反となるかどうかがそうした情報を使わずに判定できるものは,誤りといわない。2.処理系は,できる限り多くの誤りをできる限り完全に検出するように努めることが望ましい。ただし,その検出が過大な負担となる場合は,この限りでない。
error
3(2)
拡張
この規格の6.に対する変更のうち,この規格に準拠するプログラム(5.2参照)を排除することがないもの。ただし,幾つかの特定のつづりの識別子の使用を禁じてもよい。(6.1.2及び6.1.3参照)。
extension
3(3)
処理系定義
処理系によって異なっているかもしれないが,個々の処理系では定義されている。
implementation-defined
3(4)
処理系依存
処理系によって異なっているかもしれず,個々の処理系で定義されているとも限らない。
implementation-dependent
3(5)
処理系
プログラムを入力として受けとり,その実行の準備を行い,それをデータと共に実行して結果をもたらすためのシステム又は機構。(参)処理系とは,インタプリタ又はコンパイラと実行時システムといったものだけではなく,その背後にある計算機とオペレーティングシステム又はそれと同等の機構をも含めていう。例えば,コンパイラ単独では処理系とはいわない。
processor
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