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JIS X 4159:2005
拡張可能なマーク付け言語(XML)1.0
2005改正●2002制定
番号
用語
定義
対応英語
1.2.1.1
誤り
この規格が規定する規則に対する違反。結果は定義しない。適合するソフトウェアは,誤りを検出して報告してもよく,誤りから回復してもよい。
error
1.2.1.2
致命的誤り
適合するXMLプロセサが検出し,応用プログラムに報告しなければならない誤り。プロセサは,致命的な誤りを発見したあとも,それ以降の誤りを探すためにデータ処理を続行し,見つかった誤りを応用プログラムに報告してもよい。誤り訂正をサポートするために,プロセサは,処理していないデータ(文字データ及びマーク付けの混在したもの。)を文書から取り出し,応用プログラムに渡してもよい。しかし,プロセサは,致命的な誤りを1度でも検出したならば,通常の処理を続行してはならない。つまり,プロセサは,文字データと文書の論理構造についての情報とを,通常の方法で応用プログラムに渡し続けてはならない。
fatal error
1.2.1.3
利用者の任意選択によっては
適合するソフトウエアは,記述されたとおりに振る舞ってもよい(may),又は振る舞わなくてはならない(must)(文中の助動詞による。)。そのとおりに振る舞う場合は,記述された振る舞いを選択又は拒否する手段を利用者に提供しなければならない。
at user option
1.2.1.4
妥当性制約
すべての妥当なXML文書に適用する規則。妥当性制約への違反は,誤りとする。利用者の任意選択によっては,検証を行うXMLプロセサは,この誤りを報告しなければならない。
validity constraint
1.2.1.5
整形式制約
すべての整形式のXML文書に適用する規則。整形式制約への違反は致命的な誤りとする。
well-formedness constraint
1.2.1.6
マッチする
(文字列又は名前がマッチする)比較する二つの文字列又は名前は,同一でなければならない。JIS X 0221-1において,複数の表現が可能な文字[例えば,合成形式及び基底文字+ダイアクリティカルマーク(ダイアクリティカルマーク)形式]は,いずれの文字列も同じ表現のときに限り,マッチする。比較のとき,大文字と小文字との区別をする。(文字列と文法中の規則とがマッチする)ある生成規則から生成する言語に,ある文字列が属するとき,この文字列は,この生成規則にマッチするという。(内容と内容モデルとがマッチする)ある要素が,制約[妥当性制約:要素の妥当性]に示す意味で宣言に適合するとき,この要素は,マッチするという。
match
1.2.1.7
互換性のためには
XMLの機能であって,XMLがSGMLと互換であることを保証するためだけに導入されるものについて記述する文を示す。
for compatibility
1.2.1.8
相互運用性のためには
拘束力はもたない推奨事項について記述する文を示す。ISO 8879へのWebSGML適用附属書以前から存在するSGMLプロセサが,XML文書を処理できる可能性を高めるために,これらの推奨事項を取り入れる。
for interoperability
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