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JIS X 5150:1996
構内情報配線システム
1996制定
番号
用語
定義
対応英語
051500001
応用システム
通信配線による伝送方式をもつシステム
application
051500002
平衡ケーブル
一つ以上の対称形のケーブル要素[よ(撚)り対線又はカッド]から構成される銅ケーブル。
balanced cable
051500003
ビル内幹線ケーブル
ビル内配線盤とフロア配線盤とを接続するケーブル。ビル内幹線ケーブルは,同一ビル内のフロア配線盤同士の接続に使用してもよい。
building backbone cable
051500004
ビル内配線盤
ビル内幹線ケーブルと構内幹線ケーブルとを接続する配線盤。
building distributor
051500005
ビル内引込み設備
ビル内への通信ケーブルの入口として,必要なすべての機械的サービス及び電気的サービスを提供し,関連規則に適合する設備。
building entrance facility
051500006
ケーブル
シース内にあって,同一の種類,かつ同一カテゴリの一つ以上のケーブルユニットで構成されているもの。一括シールドを含めてもよい。
cable
051500007
ケーブル要素
ケーブル内の最小構成単位[例えばより(撚り)対線,カッド又は単一ファイバ]。ケーブル要素にはシールドを含めてもよい。
cable element
051500008
ケーブルユニット
同一種類又は,同一カテゴリの一つ以上のケーブル要素から構成されているもの。ケーブルユニットにはシールドを含めてもよい。
cable unit
051500009
配線
情報技術関連機器の接続を可能にする通信ケーブル,コード及び接続機器のシステム。
cabling
051500010
構内
一つ以上のビル及びそれを収容している敷地。
campus
051500011
構内幹線ケーブル
構内配線盤とビル内配線盤とを接続するケーブル。構内幹線ケーブルは,ビル内配線盤同士を直接接続してもよい。
campus backbone cable
051500012
構内配線盤
構内幹線ケーブルを放射状に接続する配線盤。
campus distributor
051500013
チャネル
応用システムの2台の特定機器同士を接続する伝送路。機器ケーブル及び端末接続ケーブルは,チャネルに含める。
channel
051500014
クロスコネクト
ケーブル要素を成端し,それらを主にパッチコード又はジャンパによって接続する設備。
cross connect
051500015
配線盤
ケーブルを接続するために使用する部品(例えば,パッチパネル,パッチコード)の集まり。
distributor
051500016
機器ケーブル
機器を配線盤に接続するケーブル。
equipment cable
051500017
機器室
配線盤及び応用システムの特定機器を収容する専用の部屋。
equipment room
051500018
フロア配線盤
水平ケーブルと他の配線サブシステムとの間又は水平ケーブルと機器との間を接続するために使用する配線盤。
floor distributor
051500019
情報配線システム
広範囲な応用システムに使用できる構造化された通信用配線システム。情報配線システムは,対象となる応用システムに関する予備知識がなくても設置することができる。応用システムに特有なハードウェアは,情報配線システムの対象外とする。
generic cabling
051500020
水平ケーブル
フロア配線盤を通信アウトレットに接続するケーブル。
horizontal cable
051500021
複合ケーブル
全体を一つのシースで覆われた二つ以上の異なる種類又は異なるカテゴリのケーブルユニット又はケーブルからなる構成品。複合ケーブルは,一括シールドで覆われてもよい。
hybrid cable
051500022
個別ワークエリア
1人の利用者に対して割り当てられたビル内の最小領域。
individual work area
051500023
直接接続
パッチコード又はジャンパを使用せずに,機器ケーブルを成端し,配線サブシステムに接続する点。
interconnect
051500024
インタフェース
情報配線システムに接続する点。
interface
051500025
ジャンパ
クロスコネクト上でコネクタなしで接続するためのケーブルユニット又はケーブル要素。
jumper
051500026
キー
接続するときに,正しい向きを保証するためのコネクタの機械的な構造。これは,他の目的に使用する同じ種類のジャック又は光ファイバアダプタとの誤接続を防止する。
keying
051500027
リンク
情報配線システムの二つのインタフェース間の伝送路。機器ケーブル及び端末接続ケーブルは,含まない。
link
051500028
光ファイバケーブル●光ケーブル
一つ以上の光ケーブル要素から構成されるケーブル。
optical fibre cable●optical cable
051500029
光ファイバ2心アダプタ
二つの2心コネクタ同士を,軸を合わせて接合するために設計された機械的部品。
optical fibre duplex adapter
051500030
光ファイバ2心コネクタ
2本の光ファイバ間で光信号を送受するために設計された機械的成端部品。
optical fibre duplex connector
051500031
対
よ(撚)り対線又は星形カッド内の側回路(対角線上に位置する2導体)。
pair
051500032
パッチコード
コネクタ付きの可とう(撓)ケーブルユニット又はケーブル要素。パッチパネル上の接続に使用する。
patch cord
051500033
パッチパネル
パッチコードを使用できるように設計されたクロスコネクト。移動及び変更の管理を容易にする。
patch panel
051500034
公衆網インタフェース
公衆網と私設網との境界。多くの場合,公衆網インタフェースは,電気通信事業者の設備と利用者構内配線との間の相互接続の点となる。
public network interface
051500035
カッド
星形カッド参照。
quad
051500036
側回路
対参照。
side circuit
051500037
一括シールドケーブル
シース又はチューブ内に内蔵され,シールドで覆われた平衡形よ(撚)り対ケーブル要素,又はカッドケーブル要素からなる構成品。
shielded cables
051500038
個別シールドよ(撚)り対ケーブル
それぞれ個別にシールドされた要素から構成されたケーブル。一括シールドを施してもよく,その場合のケーブルは,一括シールド付き個別シールドよ(撚)り対ケーブルと呼ばれる。
shielded twisted pair cables
051500039
接続
一般的に異なるシースからなる導体又はファイバ同士を接合すること。
splice
051500040
星形カッド
1束によ(撚)った四つの絶縁導体から構成されるケーブル要素。対角線上に位置する導体が対を形成する。
star quad
051500041
電気通信
符号,信号,文書,イメージ及び音声の伝送並びに送受信に関する技術。すなわち,ケーブルシステム,無線システム,光システムをいう。この規格で用いる用語“電気通信”は,法的な意味をもたない。
telecommunications
051500042
配線室
通信機器,ケーブル成端及びクロスコネクト配線を収納する閉ざされた空間。配線室は,幹線配線サブシステムと水平配線サブシステムとの間のクロスコネクト点となる。
telecommunications closet
051500043
通信アウトレット
水平ケーブルを成端し,端末接続配線へのインタフェースを提供する接続器具。
telecommunications outlet
051500044
変換点
水平配線の中で,例えば,平形ケーブルと丸形ケーブルとの接続,異なる要素数のケーブル同士の接続など,ケーブル形状の変更を行うところ。
transition point
051500045
よ(撚)り対線
平衡形伝送線路を形成するために,1束によ(撚)った二つの絶縁導体で構成するケーブル要素。
twisted pair
051500046
非シールドよ(撚)り対ケーブル
シールドされていない1対以上の対からなるケーブル。一括シールドを施してもよく,その場合のケーブルは,一括シールド付き非シールドよ(撚)り対ケーブルと呼ばれる。
unshielded twisted pair cable
051500047
ワークエリア
利用者が通信端末機器を扱うビル内の領域。
work area
051500048
ワークエリアケーブル
端末機器を通信アウトレットに接続するケーブル。
work area cable
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