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JIS X 5901:1994
情報資源辞書システムの枠組み
1994制定
番号
用語
定義
対応英語
3.2.1
サーバ
処理系が他の処理系に対してサービスを 提供する場合,その処理系が果たす役割。
server
3.2.2
サービス
処理系が他の処理系に提供する能力。
service
3.3.1
アクセス制御
データをアクセスするサービスの利用を,あらかじめ認証された利用者だけに限定する能力。
access control
3.3.2
応用水準
応用データの実現値が記録されているデータの水準。
application level
3.3.3
応用水準対
応用水準及びそのIRD水準におけるスキーマの両方を表現する用語。
application level pair
3.3.4
応用スキーマ
応用において,任意の時点で存在してよいものを制御する定義の集合。
application schema
3.3.5
監査
データの集合に対する変更が正しく,かつ,適切に認証された利用者によって,適切な時点で行われたことを検査する課程。
auditing
3.3.6
クライアント
サーバのインタフェースにおいて,提供されるサービスを要求する利用者。
client
3.3.7
制約
データベースのある部分に関する,1個以上の正当な状態の宣言文。制約は,データベース内の値が,常に満足しなければならない条件に基づく。
constraint
3.3.8
データ格納庫
データの実現値が記録されている,記憶装置の概念的領域。
data container
3.3.9
データ水準
すぐ高位のデータ水準に存在する型定義に従って,オブジェクトが記録される多水準のデータ方式における層。
data level
3.3.10
データモデル機能
データ構造化規則及びそれに付随するデータ操作規則。
data modelling facility
3.3.11
データベース
相互に関係するデータの集まり。データベースは,スキーマに従って制御された冗長度をもって格納され,1個以上の応用に提供される。
database
3.3.12
データベース整合性
データベースにおけるデータの集まりの一貫性。
data base integrity
3.3.13
移出
情報資源辞書システムから情報を抽出し,移出入ファイルにひとまとめする機能。
export
3.3.14
移出入ファイル
移出機能によって生成され,移入機能によって受理されるファイル。
export/import file
3.3.15
移入
移出入ファイルから情報資源辞書システムへのデータを受理する機能。
import
3.3.16
情報資源辞書
情報資源辞書システムによって管理される格納庫の一部。企業の情報資源が記録されてもよい。
Information Resource Dictionary●IRD
3.3.17
情報資源辞書システム
複数の情報資源辞書及び情報資源辞書定義を保持するソフトウェア生産物。
Information Resource Dictionary System●IRDS
3.3.18
情報資源管理
情報処理システムを保持及び制御するタスク。
information resource management
3.3.19
インタフェース
処理系によって提供可能なサービスの定義された集合。
interface
3.3.20
IRD定義
情報資源辞書内に保持してもよいデータを,ひとまとめにして定義するオブジェクトの集合。
IRD definition
3.3.21
IRD定義水準
情報資源辞書システム内容が定義されるデータ水準。
IRD definition level
3.3.22
IRD定義水準対
IRD定義スキーマ水準において,IRD定義水準及びそのスキーマの両方を表現する用語。
IRD definition level pair
3.3.23
IRD定義スキーマ
IRD定義内において,任意の時点で存在してよいものを制御する定義の集合。
IRD definition schema
3.3.24
IRD定義スキーマ水準
IRD定義内に記録されてよいオブジェクトの型を規定するデータ水準。
IRD definition schema level
3.3.25
IRD水準
企業の情報資源が定義されるデータ水準。
IRD level
3.3.26
IRD水準対
IRD定義水準において,IRD水準及びそのスキーマの両方を表現する用語。
IRD level pair
3.3.27
IRDスキーマ
情報資源辞書に任意の時点で存在してよいものを制御する定義の集合。
IRD schema
3.3.28
水準対
隣接する二つのデータ水準。上位水準は,常に,下位水準の実現値に関連する型情報を含む。
level pair
3.3.29
ライフサイクル
オブジェクトの時間軸上の変化を追跡するのに用いる概念的枠組み。
life cycle
3.3.30
ライフサイクルフェーズ
ライフサイクルの分割部分。
life cycle phase
3.3.31
分割
情報資源辞書又は情報資源辞書定義のいずれかにおけるオブジェクトの論理的な部分集合。
partition
3.3.32
処理系
実行可能なひとまとまりの命令列の抽象概念化。
processor
3.3.33
辞書内容状態
辞書内のデータの集まりの状態。データが自由に変更可能か,変更不可能か又は現在使用されていないものと見なすのかのいずれかを示す。
status of dictionary content
3.3.34
記録媒体
任意の種類のデータを記録してよい装置。
storage medium
3.3.35
利用者
データ管理のサービスを要求する人又は応用プログラム。
user
3.3.36
値
一つの特性の抽象概念。他の値との比較が可能。値の符号コード化によって表現される。
value
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