一覧に戻る
このページの最下段に移る
JIS X 5911:1995
開放型システム間相互接続−遠隔データベースアクセス−第1部 モデル,サービス及びプロトコル
1995制定
番号
用語
定義
対応英語
1.3.11.1
データベース言語
データベースに関する処理(operation)の構文及び意味の定義。
database language
1.3.11.2
データベース言語コマンド
データベースを検索又は更新するための要求を表すRDA操作の一種。データベース言語コマンドは,コマンドハンドルをもってもよいし,常にデータベース言語文をもち,引数及び結果仕様をもってもよい。
database language command
1.3.11.3
データベース言語文
データベース言語中でのデータベースに関する処理の定義。
database language statement
1.3.11.4
データベースサーバ
RDAクライアントと呼ぶ他の応用プロセスへのデータベース保管機能を備えるとともに,OSI通信を介してデータベースサービスを提供する応用プロセス。
database server
1.3.11.5
データ資源
RDAクライアント及びRDAサーバの両方に既知のデータベースサーバに関するデータ及び/又は機能(capability)の名前の付けられた集まり。RDAクライアントは,データ内容又は機能に接近するためにデータ資源を開く。(備)これ以上の機能は,RDA特殊化によって定義してもよい。
data resource
1.3.11.6
RDAクライアント
RDAダイアログを開始し,遠隔のデータベースサーバにデータベースアクセスを要求するRDAサービス利用者。
RDA client
1.3.11.7
RDA制御サービス
RDAクライアントに未完了のRDA操作を制御させるRDA操作の一種。RDAサービスは,クライアントが未完了のRDA操作を取り消したり,未完了のRDA操作の状態をサーバに問い合わせたりすることを可能にする。
RDA control service
1.3.11.8
RDAダイアログ
すべての相互作用が生じるRDAクライアントとRDAサーバとの間の関係。RDAダイアログは,RDAクライアントによって初期化され,RDAダイアログが最初に初期化されたとき,RDA応用エンティティ起動によって割り当てられる一意識別子をもつ。
RDA dialogue
1.3.11.9
RDAダイアログ状態モデル
エンティティ型及び属性の集まりによって定義されるRDAダイアログの状態のモデル。
RDA dialogue-state model
1.3.11.10
RDAはん(汎)用規格
RDAサービスのはん(汎)用的な機能を規定する規格。RDAはん(汎)用規格は,特定のRDAサービスの完全な仕様を形成するためにRDA特殊化規格によって補完される。
RDA generic standard
1.3.11.11
RDA操作
RDAクライアントによって開始され,処理するためにRDAサーバに転送される要求。
RDA operation
1.3.11.12
RDAプロトコル機械
RDA応用サービス要素のプロトコル機械。
RDA protocol machine
1.3.11.13
RDAサーバ
遠隔のRDAクライアントにデータベースアクセスを提供するデータベースサーバ内のRDAサービス利用者。
RDA server
1.3.11.14
RDAサービス
遠隔データベースアクセスの目的のためにRDAサービス利用者(RDAクライアント及びRDAサーバ)に提供される通信機能の集まり。
RDA service
1.3.11.15
RDA特殊化規格●RDA特殊化
どのように特定のデータベース言語のためにRDAのはん(汎)用的な機能を特殊化するかを規定することによって,RDAはん(汎)用規格を補完する規格。
RDA specialization standard●RDA specialization
1.3.11.16
RDAトランザクション
RDAクライアントによって決定される処理の論理上の完了単位。RDAトランザクションは,遠隔のデータベース処理の一貫性を保証するために使用される。
RDA transaction
一覧に戻る
このページのトップに戻る