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JIS X 6123:1996
12.7mm幅,18トラック,1491cpmm,情報交換用磁気テープカートリッジ
1996改正●1990制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
平均信号振幅
テープ上のミッシングパルスがない部分を長さ25.4mm以上にわたって測定した読取りヘッドの出力電圧の平均ピーク値(P−P)。
Average signal amplitude
4.2
裏面
データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。
Back surface
4.3
テープの始端
磁気テープの長手方向に沿って,記録密度識別バーストを書き始める点。
Beginning of Tape●BOT
4.4
バイト
一単位として取り扱われる8ビットの列。1バイトは,9ビットパターンで記録する。
Byte
4.5
カートリッジ
リーダブロック付きの磁気テープを収納したケース。
Cartridge
4.6
巡回冗長検査文字
誤り検出及び誤り訂正のための巡回符号として用いる文字。
Cyclic Redundancy Check character●CRC character
4.7
データ密度
テープの長さ1mm当たりに記録するバイトの数。
Data density
4.8
誤り訂正符号
誤りを自動訂正できるように設計された符号。
Error Correcting Code●ECC
4.9
磁束反転位置
テープの表面に垂直な方向で磁束密度が最大となる点。
Flux transition position
4.10
磁束反転間隔
一つのトラックに沿って連続する磁束反転の長さ。
Flux transition spacing
4.11
磁気テープ
磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。
Magnetic tape
4.12
標準テープ
基準磁界,信号振幅,分解能及び重ね書き特性の標準として用いるもので,その特性値を国際標準化機構(ISO)が規定するテープ。備考 標準テープは,NISTで管理されている。
Master Standard Reference Tape
4.13
記録密度
トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。
Physical recording density
4.14
ポストアンブル
逆方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの終端に書き込む9ビットの繰返しパターン。
Postamble
4.15
プリアンブル
正方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの始端に書き込む9ビットの繰返しパターン。
Preamble
4.16
基準磁界
標準テープのティピカル磁界。
Reference field
4.17
副標準テープ
テープの特性が既知であり,標準テープとの偏差が明示されているテープ。参考 副標準テーは,NISTが開発し,供給する。入手先は,次による。
NIST Office of Standard Reference Materials, Room 205, Building 202, NIST, Gaithersburg, MA20899, USA
Secondary Standard Reference Tape
4.18
標準信号振幅
NISTの計測システムによって,標準テープに記録密度972ftpmmの信号を試験記録電流で記録し,これを再生したときの出力電圧の平均ピーク値(P−P)。
Standard reference amplitude
4.19
基準電流
基準磁界を発生する電流。
Standard reference current
4.20
試験記録電流
基準電流の1.5倍の電流。
Test recording current
4.21
トラック
磁気テープの長手方向に,連続して磁気信号が記録できる部分。
Track
4.22
ティピカル磁界
試験テープに記録密度927ftpmmで連続する磁束反転を記録し,これを再生したとき,再生出力電圧が最大出力電圧(飽和値)の85%となる最小印加磁界。
Typical field
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