← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6127:1992
3.81mm幅,ヘリカル走査記録情報交換用磁気テープカートリッジ,DDS様式 1992制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 AFN フレームに付けた連続番号。 absolute frame number
4.2 ATF トラックに記録した制御信号によってテープのトラック位置と磁気ヘッドとの相対位置を検出すること。 automatic track finding
4.3 ID領域 テープの領域の定義及びフレームの形式を記述する識別子。 area ID
4.4 平均信号振幅 規定の記録密度で記録したテープ上のミッシングパルスのない部分を7.8mm以上にわたって測定した読取りヘッドの平均せん頭(PーP)出力電圧。 average signal amplitude
4.5 アジマス 磁束反転とトラックの中心線に垂直な直線との角度。 azimuth
4.6 裏面 データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。 back surface
4.7 バイト 一単位として取り扱われるビット列。 byte
4.8 カートリッジ 一組のハブに巻かれた磁気テープを収容したケース。 cartridge
4.9 チャネルビット 8−10変換後のビット。 channel bit
4.10 データフォーマットID データフォーマットの識別子。 data format ID
4.11 EWP パーティションの境界又はPEOTに近づいたことを示す箇所。 early warning point
4.12 EOD 最後のユーザデータが含まれるグループの終端。 end of data
4.13 誤り訂正符号 誤りを自動訂正できるように設計された誤り訂正符号。(★定義する用語を定義文中で使用している★) error correcting code
4.14 磁束反転位置 テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となる点。(★対応英語でn脱落★) flux transitio position
4.15 磁束反転間隔 一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置の長さ。 flux transition spacing
4.16 フレーム 正のアジマスとこれに続く負のアジマスからなる一対のトラック。 frame
4.17 ハウスキーピングフレーム ユーザデータを含まないフレーム。 housekeeping frame
4.18 LBOT パーティション始端での記録開始位置。 logical beginning of tape
4.19 磁気テープ 磁気記録こよってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ(以下,テープという。)。 magnetic tape
4.20 信号振幅基準テープ 交流消去されたテープ上に正アジマス,23.0μmのトラック幅,公称トラック間隔で標準信号振幅を記録し,信号振幅の校正の基準として用いるテープ。
参考 テープには83.4ftpmm,333.6ftpmm,500.4ftpmm,1 001ftpmm及び1 501ftpmmの信号が記録されている。
参考 このテープは,ソニー株式会社によって管理されている。
master standard amplitude calibration tape
4.21 標準テープ 基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き,信号対雑音比などの磁気特性のテープの標準として用いるもので,その特性値を国際標準化機構(ISO)が規定するテープ。参考 このテープは,ソニー株式会社によって管理されている。 master standard reference tape
4.22 最適印加磁界 記録密度3 002ftpmmで記録して,再生したとき,その平均信号振幅が最大値を示す印加磁界。 optimum recording field
4.23 パーティション境界 パーティション1が終わりパーティション0が始まる磁気テープの長さ方向に沿った点。 partition boundary
4.24 PBOT テープ始端でのリーダテープとの接合箇所。 physical beginning of tape
4.25 PEOT テープ終端でのリーダテープとの接合箇所。(★トレーラテープでなく,リーダテープでよいのか★) physical end of tape
4.26 記録密度 トラックの長さ1mm当たりに記録された磁束反転数(ftpmm)。 physical recording density
4.28 レコード 情報の単位として扱うデータ。 record
4.29 基準磁界 標準テープの最適印加磁界。 reference recording field
4.30 信号振幅副基準テープ 信号振幅基準テープと同じ種類の信号が記録されそのテープの信号振幅と信号振幅基準テープのそれとの偏差を明示したテープ。供試テープの信号振幅と信号振幅基準テープのそれと比較するために用い,供試テープの実測値を補正することによって,間接的に供試テープと信号振幅基準テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。参考 信号振幅基準テープは,東京都港区高輪4-10-18,ソニー株式会社コンポーネント営業本部,オーディオ営業部が,部品番号TY-7000Gで2000年まで供給する。 secondary standard amplitude calibration tape
4.31 副標準テープ テープの基準磁界,信号振幅,分解能,オーバーライト及び信号対雑音比を標準テープのそれと比較するために用い,その特性と標準テープの特性との偏差を明示して,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと標準テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。参考 副標準テープは,東京都品川区北品川6-7-35,ソニー株式会社記録メディア営業本部,メジャーカストマー営業部が,部品番号RSD1079で2000年まで供給する。 secondary standard reference tape
4.32 セパレータ データの区切りに使用するユーザデータを記録しないレコード。 separator
4.33 標準信号振幅 標準信号振幅基準テープに記録された標準信号の平均信号振幅。 standard reference amplitude
4.34 テープ基準縁 PEOTが右側となるようにテープの記録面を見たときのテープの下端。 tape reference edge
4.35 試験記録電流 標準テープに基準磁界を生じさせる記録電流。 test recording current
4.36 トラック 磁気信号が直列に記録されるテープ上の斜めの領域。 track
4.37 VEOT パーティション1の終端。 virtual end of tape

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る