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JIS X 6130:1999
3.81mm幅,ヘリカル走査記録情報交換用磁気テープカートリッジ,DDS−3様式,テープ長125m
1999改正●1996制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
絶対フレーム番号
フレームに付けた連続番号。
Absolute Frame Number●AFN
4.2
交流消去
減衰する交流磁界を用いた消去。
a.c.erase
4.3
アクセスポイント
コードワードの復元用アルゴリズムを開始する点で,圧縮した一連のレコードの始まりの位置。復元操作の対象となるデータは,アクセスポイント又は後の箇所から開始してよい。
Access Point
4.4
アルゴリズム
論理的に表現したデータに変換する規則。
Algorithm
4.5
エリアID
磁気テープ領域の定義及びフレームの形式を記述する識別子。
Area ID
4.6
平均信号振幅
規定の記録密度で記録したテープ上のミッシングパルスのない部分を長さ7.8mm以上にわたって測定した読取りヘッドの平均ピーク値(PーP)出力電圧。
Average Signal Amplitude
4.7
アジマス
磁束反転とトラックの中心線に垂直な直線との角度。
azimuth
4.8
裏面
データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。
back surface
4.9
バイト
一単位として取り扱われるビット列。
byte
4.10
カートリッジ
一組のハブに巻いた磁気テープを収納したケース。
cartridge
4.11
チャネルビット
8ビットから10ビットに変換後のビット。
Channel bit
4.12
コードワード
圧縮アルゴリズムによって生成したワード。コードワードのビット数は,可変であり,この規格では,規定しない。
Codeword
4.13
データフォーマットID
データフォーマットの識別子。
Data Format ID
4.14
EWP
パーティションの境界又はPEOTに近付いたことを示す箇所。
Early Warning Point
4.15
EOD
最後のユーザデータを含むグループの終端。
End Of Data
4.16
エンティティ
エンティティヘッダ及び圧縮レコード列によって構成する記録データの集合。
Entity
4.17
誤り訂正符号
誤りを自動訂正できるように設計された誤り訂正符号。(★定義文中に定義用語あり★)
Error Correcting Code
4.18
磁束反転位置
テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となる点。
flux transition position
4.19
磁束反転間隔
一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置の長さ。
flux transition spacing
4.20
フラグメント
記録,再生及び誤り訂正符号の単位として取り扱うバイトの集合。
Fragment
4.21
フレーム
正のアジマスとこれに続く負のアジマスからなる一対のトラック。
Frame
4.22
ハウスキーピングフレーム
ユーザデータを含まないフレーム。
House Keeping Frame
4,23
LBOT
テープ上でデータの記録開始位置。
Logical Beginning of Tape
4.24
磁気テープ
磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ(以下,テープという)。
magnetic tape
4.25
信号振幅基準テープ
交流消去したテープ上に正アジマス,21.0μmのトラック幅,27.2μmのトラック間隔で標準信号振幅を交流消去されたテープ上に記録し,信号振幅の校正の基準として用いるテープ。
参考1.このテープは,4 499.8ftpmm,2 999.9ftpmm,1 999.9ftpmm及び1 499.9ftpmmの信号が記録されている。
参考2.この基準テープは,財団法人 日本電子部品信頼性センター(RCJ)によって管理されている。
Master Standard Amplitude Calibration Tape
4.26
標準テープ
基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き及び信号対雑音比の標準として用い,その特性値を日本工業調査会(JISC)が規定するテープ。参考 この標準テープは,財団法人 日本電子部品信頼性センター(RCJ)によって管理されている。
Master Standard Reference Tape
4.27
最適印加磁界
記録密度2 999.9ftpmmで記録して,再生したとき,その平均信号振幅が最大値を示す印加磁界。
Optimum Recording Field
4.28
パーティション境界
パーティション1が終わりパーティション0が始まる磁気テープの長さ方向に沿った点。
Partition Boundary
4.29
PBOT
テープ始端での磁気テープとリーダテープとの接合箇所。
Physical Beginning of Tape
4.30
PEOT
テープ終端での磁気テープとリーダテープとの接合箇所。(★トレーラテープではないか★)
Physical End of Tape
4.31
記録密度
トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。
physical recording density
4.32
記録条件
互換性維持のために許容される記録レベル。
pre-recording condition
4.33
圧縮処理
ホストからのデータを圧縮アルゴリズムによって,コードワードに変換する処理。
processing
4.34
圧縮データ
圧縮処理したコードワードの列。
processed data
4.35
圧縮レコード
未圧縮レコードを圧縮処理することによって生成するレコード。
Processed Record
4.36
圧縮レコード列
8ビット単位の境界で始まり,次の8ビット単位の境界で終わる一つ以上のコードワードの列。
Processed Record Sequence
4.37
レコード
情報の単位として扱うデータ。
record
4.38
基準磁界
標準テープの最適印加磁界。
Reference Recording Field
4.39
復元処理
コードワードを元のデータに復元する処理。
reprocessing
4.40
信号振幅副基準テープ
信号振幅基準テープと同じ種類の信号が記録され,そのテープの信号振幅と信号振幅基準テープのそれとの偏差を明示したテープ。供試テープの信号振幅と信号振幅基準テープのそれと比較するために用い,供試テープの実測値を補正することによって,間接的に供試テープとの特性の比較を行うことを可能にする。参考 信号振幅副基準テープは,〒203-0042 東京都東久留米市八幡町1-1-12 財団法人 日本電子部品信頼性センターが部品番号JCM 6130/IS CM 15521で2007年まで供給する。
Secondary Standard Amplitude Calibration Tape
4.41
副標準テープ
テープの基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き及び信号対雑音比を標準テープのそれと比較するために用い,その特性値と標準テープの特性との偏差を明示して,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと標準テープとの特性の比較を行うことを可能にする。参考 副標準テープは,〒203-0042 東京都東久留米市八幡町1-1-12 財団法人 日本電子部品信頼性センターが部品番号JRM 6130/IS RM 15521で2007年まで供給する。
Secondary Standard Reference Tape
4.42
セパレータマーク
データの区切りに使用するユーザデータを含まないレコード。
Separator Mark
4.43
標準信号振幅
信号振幅基準テープに記録した標準信号の平均信号振幅。
Standard Reference Amplitude
4.44
テープ基準縁
PEOTが右端となるようにテープの記録面から見たときのテープの下端。
Tape Reference Edge
4.45
試験記録電流
標準テープに基準磁界を生じさせる記録電流。
Test Recording Current
4.46
トラック
磁気信号を直列に記録するテープ上の斜めの領域。
track
4.47
未圧縮データ
圧縮処理をしていないデータの列。
unprocessed data
4.48
未圧縮レコード
バイト単位で構成する未圧縮データのレコード。
Unprocessed Record
4.49
VEOT
記録データの区分に用いるパーティション1の終端を定義した磁気テープの長手方向の点。
Virtual End of Tape
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