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JIS X 6132:1995
12.7mm幅,18トラック,情報交換用磁気テープカートリッジ―拡張フォーマット
1995制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
アルゴリズム
論理的に表現したデータに変換する規則。
algorithm
4.2
平均信号振幅
テープ上のミッシングパルスがない部分を長さ25.4mm以上にわたって測定した読取りヘッドの出力電圧の平均ピーク値(P-P)。
average signal amplitude
4.3
裏面
データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。
back surface
4.4
テープの始端
磁気テープの長手方向に沿って,記録密度識別バーストを書き始める点。
beginning of tape●BOT
4.5
バイト
一単位として取り扱われる8ビットの列。
byte
4.6
カートリッジ
リーダブロック付きの磁気テープを収納したケース。
cartridge
4.7
巡回冗長検査文字
誤り検出及び誤り訂正のための巡回符号として用いる文字。
cyclic redundancy check character●CRC character
4.8
データブロック
一つ以上の連鎖したパケット及び付加情報からなるデータ。
data block
4.9
データレコード
data records
4.9.1
圧縮データレコード
論理データレコード(LDR)にアルゴリズムを適用して,生成したデータ列。
processed data record●PDR
4.9.2
ホストデータレコード
ホストで最初に集められるデータ列。
host data record●HDR
4.9.3
論理データレコード
サブシステムがホストから受領するデータ列。ホストで拡張ブロック処理にまとめた1個以上のホストデータレコード(HDR)からなる。
logical data record●LDR
4.9.4
ユーザデータレコード
パケット生成に有効なデータ列。データが圧縮処理されている場合には,圧縮データレコード(PDR)とし,非圧縮データの場合には,論理データレコード(LDR)とする。
user data record●UDR
4.10
誤り訂正符号
誤りを自動訂正できるように設計された符号。
error correcting code●ECC
4.11
磁束反転位置
テープの表面に垂直な方向で磁束密度が最大となる点。
flux transition position
4.12
磁束反転間隔
一つのトラックに沿って連続する磁束反転の長さ。
flux transition spacing
4.13
磁気テープ
磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。
magnetic tape
4.14
標準テープ
基準磁界,信号振幅,分解能及び重ね書き特性の標準として用いるもので,その特性値を国際標準化機構(ISO)が規定するテープ。備考 標準テープは,NISTで管理されている。
master standard reference tape
4.15
パケット
パケット識別子とパケットトレーラを付加したユーザデータレコード(UDR)。
packet
4.16
パケット識別子
パケット生成時,UDRの先頭に付加した32バイトの集まり。
packet identifier
4.17
パケットトレーラ
パケット生成時,UDRの末尾に付加した可変なバイトの集まり。
packet trailer
4.18
パッドバイト
8個のビット,“0”で構成するバイト。
pad byte
4.19
記録密度
トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。
physical recording density
4.20
ポストアンブル
逆方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの終端に書き込む9ピットの繰返しパターン。
postamble
4.21
プリアンブル
正方向にデータを読み取るとき,同期をとるためにデータブロックの始端に書き込む9ビットの繰返しパターン。
preamble
4.22
圧縮データ
アルゴリズムによって圧縮処理したデータ。
processed data
4.23
圧縮処理
アルゴリズムを用いてデータを変換する処理。
processing
4.24
基準磁界
標準テープのティピカル磁界。
reference field
4.25
副標準テープ
テープの特性が既知であり,標準テープとの偏差が明示されているテープ。参考 副標準テープは,NISTが開発し,SRM3202の番号で供給する。入手先は,次による。
NIST Office of Standard Reference Materials, Room 205, Building 202 NIST, Gaitherburg, MA 20899, USA
secondary standard reference tape
4.26
標準信号振幅
NISTの計測システムで,標準テープに記録密度972ftpmmで試験記録電流で記録し,これを再生したときの出力電圧の平均ピーク値(P-P)。
standard reference amplitude●SRA
4.27
基準電流
基準磁界を生じさせる記録電流。
standard reference current
4.28
試験記録電流
基準電流の1.5倍の電流。
test recording current
4.29
トラック
磁気テープの長手方向に,連続して磁気信号が記録できる部分。
track
4.30
ティピカル磁界
試験テープに記録密度927ftpmmで連続する磁束反転を記録し,これを再生したとき,再生出力電圧が最大出力電圧(飽和値)の85%となる最小印加磁界。
typical field
4.31
変換
フォーマットする前のホストデータレコードの圧縮処理,パケット生成及びパケット連鎖の操作。
transformation
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