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JIS X 6135:1997
12.7mm幅,36トラック,情報交換用磁気テープカートリッジ
1997制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
アルゴリズム
論理的に表現したデータに変換する規則。
algorithm
4.2
アルゴリズム圧縮データ
定義されたアルゴリズムによって圧縮処理したデータ。
algorithmically processed data
4.3
テープの始端
磁気テープの長手方向に沿って,情報を書き始める点。
Beginning of Tape●BOT
4.4
バイト
1単位として取り扱われる8ビット(変換した9ビット)の列。
byte
4.5
巡回冗長検査文字
誤り検出のための巡回符号として用いる2バイトの文字。
Cyclic Redundancy Check character●CRC character
4.6
データレコード
Data Records
4.6.1
圧縮データレコード
論理データレコード(LDR)にアルゴリズムを適用して生成したデータ列。
Processed Data Record●PDR
4.6.2
ホストデータレコード
ホストで最初に集められるデータ列。
Host Data Record●HDR
4.6.3
論理データレコード
サブシステムがホストから受領するデータ列。ホストで拡張ブロック処理にまとめた1個以上のホストデータレコード(HDR)からなる。
Logical Data Record●LDR
4.6.4
ユーザデータレコード
パケット生成に有効なデータ列。データが圧縮処理されている場合には,圧縮データレコード(PDR)とし,非圧縮データの場合には,論理データレコード(LDR)とする。
User Data Record●UDR
4.7
テープの終端
記録できるBOTから最も遠い点。
End of Tape●EOT
4.8
誤り訂正符号
誤りを自動訂正できるように設計された符号。
Error correcting code●ECC
4.9
磁束反転位置
テープの表面に垂直な方向で磁束密度が最大となる点。
flux transition position
4.10
磁束反転間隔
一つのトラックに沿って連続する磁束反転の長さ。
flux transition spacing
4.11
フレーム
論理的に関連するバイトを含むハーフラップ内のすべての18トラックにまたがる箇所。
Frame
4.12
論理バックワード
降べき順にLDRを検出するテープ走行方向。
logical backward
4.13
論理フォワード
昇べき順にLDRを検出するテープ走行方向。
logical forward
4.14
磁気テープ
磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。
magnetic tape
4.15
標準テープ
基準磁界,信号振幅,分解能及び重ね書き特性の標準として用いるもので,その特性植を国際標準化機構(ISO)が規定するテープ。備考 標準テープは,NISTで管理されている。
Master Standard Reference Tape
4.16
パケット
パケット識別子とパケットトレーラを付加したユーザデータレコード(UDR)。
packet
4.17
パッドバイト
8個のビット“0”で構成するバイト。
Pad byte
4.18
物理バックワード
EOTからBOTへのテープ走行方向。ハーフラップ2の論理フォワードになる。
physical backward
4.19
物理フォワード
BOTからEOTへのテープ走行方向。ハーフラップ1の論理フォワードになる。
physical forward
4.20
記録密度
トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。
physical recording density
4.21
圧縮データ
アルゴリズムによって圧縮処理したデータ。
Processed Data
4.22
副標準テープ
テープの特性が既知であり,標準テープとの偏差が明示されているテープ。参考 副標準テープは,NISTが開発し,SRM3202の番号で供給する。入手先は,次による。
NIST Office of Standard Reference Materials, Room 205, Building 202 NIST, Gaitherburg, MA 20899, USA
Secondary Standard Reference Tape
4.23
標準信号振幅
NISTの計測システムで,標準テープに記録密度972ftpmmで試験記録電流で記録し,これを再生したときの出力電圧の平均ピーク値(P−P)。
Standard Reference Amplitude●SRA
4.24
基準電流
基準磁界を発生する電流。
Standard Reference Current
4.25
テープ基準縁
ハブ終端(EOT側)を右側に置きテープの記録面を見たときのテープ下端。
Tape Reference Edge
4.26
試験記録電流
基準電流の1.5倍の電流。
Test Recording Current
4.27
トラック
磁気テープの長手方向に,連続して磁気信号が記録できる部分。
Track
4.28
ティピカル磁界
試験テープに記録密度972ftpmmで連続する磁束反転を記録し,これを再生したとき,再生出力電圧が最大出力電圧(飽和値)の85%となる最小印加磁界。
Typical Field
4.29
変換
フォーマットする前のホストデータレコードの圧縮処理,パケット生成及びパケット連鎖の操作。
transformation
4.30
ラップ
36トラックの集まり。18トラックは,BOTからEOT方向に連続記録し,残り18トラックは,EOTからBOT方向に連続に記録する。
Wrap
4.31
ハーフラップ
同一方向に連続記録した18トラックの集まり。BOTからEOT方向に記録するハーフラップ1とEOTからボリューム終端方向へ記録するハーフラップ2の2種類がある。(★ハーフラップ2の定義はこれでよいのか★)
Half-Wrap
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