← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6142:1995
8mm幅,ヘリカル走査記録,情報交換用磁気テープカートリッジ,デュアルアジマス様式 1995制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 交流消去 減衰する交流磁界を用いた消去。 a.c. erase
4.2 アルゴリズム 論理的に表現したデータに変換する規則。 algorithm
4.3 平均信号振幅 規定の記録密度で記録したテープ上のミッシングパルスがない部分の長さ1.40mm以上にわたって測定した読取りヘッドの出力電圧の平均ピーク値(P−P)。 Average Signal Amplitude
4.4 アジマス 磁束反転のトラックの中心線に垂直な直線に対する角度の偏差。 azimuth
4.5 裏面 データの記録に使う磁性面の反対側のテープの面。 back surface
4.6 ビットセル トラックに記録するデータの1ビットの領域。 bit cell
4.7 バイト 一単位として取り扱われるビット列。 byte
4.8 カートリッジ 一組のリールに巻かれた磁気テープを収納したケース。 cartridge
4.9 圧縮データ データ圧縮アルゴリズムによって変換処理したデータ。 compressed data
4.10 巡回冗長検査文字 誤り検出及び誤り訂正のために巡回符号として用いる文字。 Cyclic Redundancy Check Character●CRC Character
4.11 誤り訂正符号 誤りを自動訂正できるように設計された符号。 Error Correcting Code●ECC
4.12 磁束反転位置 テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となる点。 flux transition position
4.13 磁束反転間隔 一つのトラックに沿って連続する磁束反転の長さ。 flux transition spacing
4.14 論理レコード ホストから送られて,情報の単位として取り扱うデータ。 logical record
4.15 磁気テープ 磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。 magnetic tape
4.16 標準テープ 平均信号振幅,ティピカル磁界及び分解能の標準として用いるテープ。参考 標準テープは,ソニー株式会社で管理されている。 Master Standard Reference Tape
4.17 PBOT 磁気テープ始端での磁気テープとリーダテープとの接合箇所。 Physical Beginning of Tape
4.18 PEOT 磁気テープ終端での磁気テープとトレーラテープとの接合箇所。 Physical End of Tape
4.19 記録密度 トラックの長さ1mm当たりに記録される磁束反転数(ftpmm)。 physical recording density
4.20 副標準信号振幅 副標準テープに記録密度2 236 ftpmmの信号を試験記録電流で記録したときの平均信号振幅。 Secondary Reference Amplitude
4.21 副基準磁界 副標準テープのティピカル磁界。 Secondary Reference Field
4.22 副標準テープ テープの平均信号振幅,ティピカル磁界及び分解能を標準テープのそれらと比較するために用い,その特性と標準テープの特性との偏差が明示されて,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと標準テープとの特性の比較を行うことを可能とするテープ。参考 副標準テープは,東京都品川区北品川6-7-35 ソニー株式会社記録メディア営業本部データメディア営業部が,部品番号RSE-5001で2001年まで供給する。 Secondary Standard Reference Tape
4.23 基準電流 基準磁界を生じさせる記録電流。 Standard Reference Current
4.24 テープ基準縁 テープの記録面を上側にして水平に置き,繰出しリールが右側となるように見たときのテープの下端。 Tape Reference Edge
4.25 試験記録電流 基準電流の1.5倍。 Test Recording Current
4.26 トラック 磁気反転を直列に記録するテープ上の斜めの領域。 track
4.27 ティピカル磁界 記録密度2 236ftpmmで連続する磁束反転を記録して,これを再生するとき,その再生出力電圧が最大出力電圧(飽和値)の90%となる最小印加磁界。 Typical Field
4.28 非圧縮データ データ圧縮アルゴリズムによって変換処理されていないホストからのデータ。 uncompressed data

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る