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JIS X 6146:2001
8mm幅,ヘリカル走査記録,情報交換用磁気テープカートリッジ,AIT−1・MIC様式 2001制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 絶対フレーム番号 フレームに付けた連続番号。 absolute frame number●AFN
4.2 交流消去 減衰する交流磁界を用いた消去。 a.c. erase
4.3 アクセス パーティションの記録又は再生。 access
4.4 アルゴリズム 論理的に表現したデータに変換する規則。 algorithm
4.5 エリアID 磁気テープ領域及び記録したフレームタイプの識別子。 area ID
4.6 自動トラックファインディング トラッキング方法。 automatic track finding●ATF
4.7 平均信号振幅 規定の記録密度で記録した磁気テープ上のミッシングパルスがない部分を20.0mm以上にわたって測定した再生ヘッドの平均ピーク(P-P)出力電圧。 average signal amplitude
4.8 アジマス 磁束反転とトラックの中心線に垂直な直線との角度。 azimuth
4.9 裏面 データの記録に使う磁性面の反対側のテープ面。 back surface
4.10 バイト 一単位として取り扱うビット列。 byte
4.11 カートリッジ 一組のリールに巻いた磁気テープを収納したケース。 cartridge
4.12 チャネルビット 8-10変換後のビット。 channel bit
4.13 コードワード データ圧縮アルゴリズムによって変換処理したワード。コードワードのビット数は,可変であり,この規格では規定しない。 codeword
4.14 EWP パーティションの境界又はPEOTに近付いたことを示す箇所。 early warning point
4.15 EOD 最後の利用者データを含むグループの終端。 end of data
4.16 エンティティ エンティティヘッダ及びレコードによって構成する記録データの集合。 entity
4.17 誤り訂正符号 誤りを自動訂正できるように設計した符号。 error correcting code●ECC
4.18 磁束反転位置 テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となるテープ上の点。 flux transition position
4.19 磁束反転間隔 一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置の長さ。 flux transition spacing
4.20 フレーム 正のアジマスとこれに続く負のアジマスからなる一対のトラック。 frame
4.21 ハウスキーピングフレーム 利用者データを含まないフレーム。 housekeeping frame
4.22 LBOT テープ上でのデータの記録開始位置。 logical beginning of tape
4.23 磁気テープ 磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。 magnetic tape
4.24 信号振幅主基準テープ 交流消去したテープ上に正アジマス及び負アジマス,11.0μmのトラック間隔で基準信号を記録し,信号振幅の校正の基準として用いるテープ。
参考1.この主基準テープは,1 428.6ftpmm,1 904.8ftpmm,2 857.1ftpmm及び3 809.5ftpmmの信号を記録している。
参考2.この主基準テープは,ソニー株式会社によって管理されている。
master standard amplitude calibration tape
4.25 主基準テープ 基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き及び信号対雑音比の基準として用いるテープ。参考 この主基準テープは,ソニー株式会社によって管理されている。 master standard reference tape
4.26 MIC ケース内にあり,テープの記録に関する情報を保持する半導体メモリ。 memory in cartridge
4.27 パーティション境界 パーティションが終わり次のパーティションが始まる磁気テープの長さ方向に沿った点。 partition boundary
4.28 PBOT テープ始端での磁気テープとリーダテープとの接合か所。 physical beginning of tape
4.29 PEOT テープ終端での磁気テープとトレーラテープとの接合か所。 physical end of tape
4.30 物理記録密度 トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。 physical recording density
4.31 記録条件 互換性維持のために許容される記録レベル。 pre-recording condition
4.32 圧縮処理 ホストからのデータを圧縮アルゴリズムによって,コードワードに変換する処理。 processing
4.33 圧縮データ 圧縮処理したコードワードの列。 processed data
4.34 圧縮レコード 未圧縮レコードを圧縮処理することによって生成するレコード。 processed record
4.35 レコード 情報の単位として扱うデータ。 record
4.36 基準磁界 主基準テープのティピカル磁界。 reference field
4.37 信号振幅二次基準テープ 信号振幅主基準テープと同じ種類の信号を記録し,そのテープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとの偏差を明示したテープ。供試テープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとを比較するために用い,供試テープの実測値を補正することによって,間接的に供試テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。参考 信号振幅二次基準テープは,〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35 ソニー株式会社RMEカンパニーデータメディアマーケティング部が部品番号SSCT-AIT-1で2010年まで供給する。 secondary standard amplitude calibration tape
4.38 二次基準テープ テープの基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き及び信号対雑音比を主基準テープのそれと比較するために用い,その特性値と主基準テープの特性との偏差を明示して,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと主基準テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。参考 二次基準テープは,〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35 ソニー株式会社RMEカンパニーデータメディアマーケティング部が部品番号SSRT-AIT-1で2010年まで供給する。 secondary standard reference tape
4.39 セパレータマーク データの区切りに使用する利用者データを含まないレコード。 separator mark
4.40 基準信号振幅 信号振幅主基準テープの正アジマストラックに記録した標準信号の平均信号振幅。 standard reference amplitude●SRA
4.41 基準電流 基準磁界を発生する記録電流。 standard reference current
4.42 テープ基準縁 BOTのテープ接合か所が左側になるようにテープの記録面から見たときのテープの下端。 tape reference edge
4.43 試験記録電流 SRAを記録した電流で,基準電流の1.5倍の電流。 test recording current
4.44 トラック 磁気信号を直列に記録するテープ上の斜めの領域。 track
4.45 ティピカル磁界 記録密度2 857.1ftpmmで記録して,再生したとき,その平均信号振幅が最大値の90%を示す最小の印加磁界。 typical field
4.46 未圧縮データ 圧縮処理をしていないデータの列。 unprocessed data
4.47 未圧縮レコード バイト単位で構成する未圧縮データのレコード。 unprocessed record

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