← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6174:2004
情報交換用12.7mm幅,208トラック磁気テープカートリッジ―DLT6様式 2004制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 平均信号振幅 記録密度2 578ftpmmで記録した磁気テープ上のミッシングパルスのない部分を25.4mm以上にわたって測定した再生ヘッドからの平均ピーク(P-P)出力電圧。 average signal amplitude
4.2 アジマス 磁束反転線及びテープ基準縁に垂直な直線との角度。 azimuth
4.3 裏面 データの記録に用いる磁性面の反対側のテープ面。 back surface
4.4 テープの始端マーカ リーダテープに最も近いテープ始端近傍のテープの中心線上にあけた孔。 beginning-of-tape marker●BOT
4.5 物理ブロック 物理トラックに記録し1単位とみなされる一連のバイトの列。(★4.6では「一単位」★) block
4.6 バイト 一単位として取り扱うビットの列。備考 この規格のバイトは,8ビットとする。(★4.5では「1単位」★) byte
4.7 カートリッジ 単一のリールに巻いた最外周にリーダテープの付いた12.7mm幅の磁気テープを収納するケース。 cartridge
4.8 巡回冗長検査文字 誤り検出のために用いる64ビットの文字。(★「redunduncy」→「redundancy」★) cyclic redunduncy check character●CRC character
4.9 終端予告 駆動装置が記録するテープの終端に近づいたことを示す信号。 early warning●EW
4.10 誤り検出符号 誤りを検出するために用いる数学的に計算して生成する検査用バイト。 error-detecting code●EDC
4.11 テープの終端マーカ リーダテープから最も離れたテープ終端近傍のテープ中心線上にあけた孔。 end-of-tape marker●EOT
4.12 エンティティ 論理トラックに記録した論理単位として取り扱うフィラーブロックを除く20ブロックの集合。 entity
4.13 誤り訂正符号 検出した誤りを自動訂正できるように設計した符号。 error-correcting code●ECC
4.14 実体集合 実体の集合。(★「実体」は未定義(4.12参照)★) envelope
4.15 実体個数 1実体集合中の実体の数。 envelope size
4.16 磁束反転位置 テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となるテープ上の点。 flux transition position
4.17 磁束反転間隔 一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置の長さ。 flux transition spacing
4.18 グループレコード 同一サイズのレコード群からなるレコード。 group record
4.19 論理トラック 同時に書き込み又は読み取る4本の物理トラック。 logical track
4.20 磁気テープ 磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。 magnetic tape
4.21 主基準テープ 基準磁界,信号振幅,分解能,ピークシフト及び重ね書き特性の基準として用いるテープ。参考 主基準テープは,Quantum Corporationによって管理されている。 master standard reference tape
4.22 オブジェクト 1レコード又はタイプテープマークの1ページ。 object
4.23 ページ 物理ブロックの1論理区分。 page
4.24 物理記録密度 トラックの長さ1mm当たりに記録する磁束反転数(ftpmm)。 physical recording density
4.25 物理トラック 磁気テープの長手方向に連続して記録できる部分。 physical track
4.26 レコード ホストが決める数で,利用者バイトの集合。 record
4.27 基準縁 磁性面を手前にし,BOTを左にEOTを右に見たときのテープの下端。 reference edge
4.28 基準磁界 主基準テープのティピカル磁界。 reference field
4.29 二次基準テープ テープの特性が既知であり,主基準テープとの偏差を明示しているテープ。備考 二次基準テープは,Quantum Corporation, 333 South Street, Shrewsbury, Mass. 01545-4195 USAが部品番号“SSRT/DLT4”で通常2010年まで供給する。ただし,入手可能期間は,二次基準テープの需要によってISO/IECとQuantum社との合意に基づいて変更することがある。このテープは,定期校正用の三次基準テープとの偏差を補正するために使用する。 secondary standard reference tape
4.30 基準信号振幅 主基準テープに記録密度2 578 ftpmmの信号を試験記録電流で記録し,これを再生したときの出力電圧の平均値。 standard reference amplitude●SRA
4.31 基準電流 基準磁界を発生させる記録電流。 standard reference current
4.32 試験記録電流 基準電流の1.1倍。 test recording current
4.33 ティピカル磁界 記録密度2 578 ftpmmで記録して,再生したとき,その平均信号振幅が最大値の95%を示す最小の印加磁界。 typical field

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る