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JIS X 6223:1987
90mmフレキシブルディスクカートリッジ(13262/15916磁束反転/rad) 1987制定

番号 用語 定義 対応英語
(1) フレキシブルディスクカートリッジ ケースにディスクを内蔵し,両面の記録面に情報処理システム及びそれに関連するシステムの情報を,磁気的に記録保持する可どう(撓)形情報記録媒体。以下,フレキシブルディスクという。(★「可とう」か?★)
(2) ハブ ディスクの中心に取り付けられたディスク駆動用円板。ハブは,特定の角度の孔に,駆動軸をはめこむことによって,ディスクの同心回転を確実にする。
(3) シャッタ フレキシブルディスクをディスク装置に着脱するときに,自動的にヘッドウィンド部を開閉する機構。
(4) ライナ ディスクの清掃と摩耗防止のために,ディスクとケースの間に設ける保護用シート。
(5) ケース シャッタ機構,書込み禁止孔及識別孔をもつディスク保護用封入籍。(★「籍」→「箱」★)
(6) 書込み禁止孔 閉じた状態のときだけディスクへの記録を可能とするため,ケースに設けた貫通孔。
(7) 識別孔 この規格で規定されるフレキシブルディスクを識別するため,ケースに設けた貫通孔。
(8) 標準フレキシブルディスク 記録磁界,信号振幅,分解能,ピークシフト及び重ね書きの標準として用いられるもので,その特性値を国際標準化機構(ISO)が規定したフレキシブルディスク。両面のトラック00と79を基準トラックとする。基準トラックは,磁束反転密度15916磁束反転/radで校正されている。
(9) 副標準フレキシブルディスク 標準フレキシブルディスクとの電磁変換特性の偏差が明示され,供試フレキシブルディスクと標準フレキシブルディスクとの電磁変換特性の比較を可能にするフレキシブルディスク。参考 副標準フレキシブルディスクは,参考に示す機関及び内容によって提供される。
(10) 基準磁界 標準フレキシブルディスクの特定トラックにおいて,規定の磁束反転周波数で記録し,これを再生するとき,平均信号振幅がその最大出力値(飽和値)の95%となる最小記録磁界。
(11) 平均信号振幅 当該トラック1周の再生された出力電圧のせん(尖)頭間振幅の平均値。
(12) せん(尖)頭値 再生された出力電圧の0Vを基準にした波高値。

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