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JIS X 6256:2014
情報技術−情報交換及び保存用のデジタル記録媒体−長期データ保存用光ディスク媒体の寿命推定のための試験方法
2014制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
アレニウス法
相対湿度を一定とし,温度だけを変化させる加速劣化試験モデル。
Arrhenius method
4.2
初期状態
ストレス条件にさらす前の光ディスクの初期記録品質の状態(例えば,ストレス時間t=0で測定するデータエラー)。
baseline
4.3
基本ストレス条件
時間及び労力に無理のない,光ディスクに保存した情報の寿命を推定するための加速劣化試験条件。
basic stress condition
4.4
B_5ライフ
寿命分布の5%点(母集団の5%が故障する時間),すなわち母集団の95%が生存する時間。
B_5 Life
4.5
(B_5ライフ)_L
B_5ライフの95%下側信頼限界。
(B_5 Life)_L
4.6
B_50ライフ
寿命分布の50%点(母集団の50%が故障する時間),すなわち母集団の50%が生存する時間。
B_50 Life
4.7
制御保存条件
25℃及び相対湿度50%を保つように常時空気調整された,よく制御された保存条件。光ディスク媒体に保存した情報の寿命が延びることが期待できる。
controlled storage condition
4.8
アイリング法
温度及び相対湿度の影響に基づいた加速劣化試験モデル。
Eyring method
4.9
データエラー
誤り訂正前の光ディスクの情報誤り。
data error
4.10
過酷保存条件
使用者が光ディスク媒体を取り扱う又は保管するのに過酷な,30℃及び相対湿度80%の保存条件。この条件では,光ディスク媒体に保存した情報の寿命が短くなる可能性がある。
harsh storage condition
4.11
インキュベーション
試験標本を定めた温度及び相対湿度で保持するプロセス。
incubation
4.12
最大データエラー
光ディスクの指定した領域で測定されたデータエラーの最大値。次による。
− DVD-R,DVD-RW,+R及び+RWの場合,PI Sum 8の最大値。
− DVD-RAMの場合,BERの最大値。
− CD-R及びCD-RWの場合,C1 Ave 10の最大値。
maximum data error
4.13
復元性
記録したとおりに物理的に記録された情報を回復するための能力。
retrievability
4.14
厳密ストレス条件
光ディスクに保存した情報の寿命を推定するための,より信頼性の高い加速劣化試験条件。
rigorous stress condition
4.15
ストレス
インキュベーション継続期間に加速劣化を生じさせる温度及び相対湿度。
stress
4.16
システム
情報の記録,復元及び再生に使用されるハードウェア,ソフトウェア,光ディスク,関連文書などの組合せ。
system
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