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JIS X 6261:1991
130mm追記形光ディスクカートリッジ 1991制定

番号 用語 定義 対応英語
(1) 光ディスクカートリッジ 光ディスクとそれを保護するケースからなるデバイス(以下,カートリッジという。)。
(2) ケース シャッタ機構,書込み禁止孔及び媒体識別孔をもつ保護用封入箱。
(3) 光ディスク 光ビームによってデータを記録できる記録層をもつ平らな回転盤(以下,ディスクという。)。
(4) 基板 光ビームが透過して記録層に入射するディスク構成層(図2参照)。
(5) ハブ ディスクの中心に取り付けられた駆動用円盤(図2参照)。
(6) スピンドル ディスク駆動装置(以下,駆動装置という。)に内蔵されたディスク駆動軸。
(7) クランプ領域 駆動装置にディスクを固定するとき,力が加わるディスク上の環状の部分。
(8) 記録層 光ビームによってデータを記録する層(図1参照)。
(9) ベースライン反射率 ディスクの基板を通してみた,記録層の平らな部分の反射率。基板表面の反射率を除く。
(10) マーク 穴,へこみ,膨らみ,その他光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マークは,ディスク上のデータを表す(図1参照)。
図1 グループ及びマーク(ランド記録の場合)(★「グループ」→「グルーブ」★)
図1
(11) 再生パワー 記録層を損傷することなくディスク上のデータを読み取るための入射光パワー。入射面で規定する。
(12) 記録パワー マーク形成のための入射光パワー。入射面で規定する。
(13) 狭帯域信号対雑音比●C/N 規定の周波数での信号の自乗平均パワーを,規定の帯域の雑音の自乗平均パワーで除した値。
(14) トラック ディスク円周上のデータが記録される360度分の経路。
(15) トラックピッチ 半径方向に隣り合ったトラックの中心線間の距艦(★「距艦」→「距離。」★)
(16) グルーブ トラック位置決め用の溝のうち,入射面に近い方の溝(図1参照)。
(17) ランド トラック位置決め用の溝のうち,入射面から遠い方の溝(図1参照)。
(18) 制御情報トラック ディスクの記録,再生条件を与えるトラック。
(19) ユーザゾーン ユーザが使用できる領域。この規格では,ディスクの半径30〜60mmの部分で,番号0〜Nのトラックの領域である。このうち,番号0,1,2,N-2,N-1,Nのトラックを欠陥管理に使用する。
(20) ユーザエリア ユーザゾーンのうち,ユーザが実際にデータを記録できる領域。この規格では,番号3〜(N-3)のトラックの領域である。

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