← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6280:2011
情報交換用130mm/9.1GB光ディスクカートリッジ 2011制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 非対称性 最大振幅と最小振幅とを与える信号の中心レベル間の偏位。 asymmetry
4.2 バンド 一定のクロック周波数をもつディスク上のユーザゾーン内の環状領域。 band
4.3 ケース ディスクを保護するとともに,ディスクの交換を容易にする光ディスクの入れ物。 case
4.4 クランプゾーン クランプ装置からの吸着力が印加されるディスクの環状部分。 clamping zone
4.5 制御トラック 光ディスクに記録,再生及び消去するために必要なフォーマット及びメディアパラメタを含むトラック。 control track
4.6 巡回冗長検査●CRC データの誤りを検出する方法の一つ。伝送単位ごとにビット列を2進数とみなし,あらかじめ定められた多項式で除算した余りをチェックビットとして伝送単位の最後に付加する方式。 Cyclic Redundancy Check●CRC
4.7 欠陥管理 ディスク上の欠陥領域を取り扱う方法。 defect management
4.8 ディスク基準面 理想スピンドルにおいて,回転軸に対して垂直で,かつ,ディスクのクランプゾーンに対応する,完全にフラットな環状表面として規定される面。 disk reference plane
4.9 エミュレーション サイズの小さい多数の論理セクタをサイズの大きい単一の物理セクタに記録する技術。 emulation
4.10 入射面 光ビームが最初に入射するディスクの表面。 entrance surface
4.11 誤り訂正符号●ECC データの中のある種の誤りを訂正するために設計された誤り検出符号の一つ。 Error Correction Code●ECC
4.12 フォーマット ディスク上の情報の配置又はレイアウト。 format
4.13 ハブ 駆動装置のスピンドルによって心出しを行い,かつ,吸着カを与えるためのディスクの中心部にある構造体。(★「心出し」「芯出し」??★) hub
4.14 インタリーブ バーストエラーによって影響を受けないように,連続するデータ群を物理的に分割して配置するプロセス。 interleaving
4.15 カー回転 光磁気カー効果が引き起こす,記録層からの反射による光ビームの偏光面の回転。 Kerr rotation
4.16 ランド及びグルーブ 情報が記録される前に形成するディスクの溝状構造。トラック位置を明らかにするために用いられる。グルーブは,それと一対でトラックを形成するランドよりも入射面に近い方に位置する。ランド及びグルーブどちらにも記録は行われる。 land and groove
4.17 ロジカルトラック 一意にアドレス指定可能なトラックを構成するために定義される複数のセクタのグループ。各ロジカルトラックの最初のセクタにはセクタ番号0を割り当てる。 logical track
4.18 マーク 磁区,ピット,その他光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マークのパターンが,ディスク上のデータを表す。注記 セクタマーク,アドレスマークなどのセクタの下位区分としての“マーク”は,ここでいうマークと異なる。 mark
4.19 マークエッジ トラックに沿って,マークのある領域からマークのない領域への遷移,又はその反対の遷移。 mark edge
4.20 マークエッジ記録 マークエッジを用いて,チャネルビットを表す記録方法。 mark edge recording
4.21 光ディスク 記録層にマークの形で情報を記録したり保持したりする,光ビームで再生可能なディスク。 optical disk
4.22 光ディスクカートリッジ●ODC 光ディスクが収納されたケースからなるデバイス。 optical disk cartridge●ODC
4.23 フィジカルトラック ディスクが1回転する間の光ビームの焦点がたどる経路。この経路は,直接アドレス指定できない。 physical track
4.24 偏光 光波の振動ベクトルの振動方向が規則的な状態。光ビームの偏光方向は,ビームの電気ベクトルの方向となる。注記 偏光面は,電気ベクトルを含み,かつ,光ビームの伝搬方向をもつ面である。光ビームの伝搬方向を見て電気ベクトルが時計回りで回転する偏光を右だ(楕)円偏光という。 polarization
4.25 再生専用マーク 光磁気的手段で変化しないように形成されたマーク。 pre-recorded mark
4.26 再生パワー 再生時のディスクの入射面での光パワー。 read power
4.27 記録層 ディスクを構成する層の一つ。製造時及び/又は使用時に,層の上又は中にデータが記録される。 recording layer
4.28 記録トラック 記録が行われるディスクのランド又はグルーブ部分。 recording track
4.29 リードソロモン符号 誤り検出符号及び/又は誤り訂正符号の一つ。特に,バーストエラー又は高い相関をもつ誤りの訂正に向いている。 Reed-Solomon code
4.30 スペース トラックに沿ったマークとマークの間の領域。 space
4.31 スピンドル ディスク及び/又はハブに接触するディスク駆動装置の一部。 spindle
4.32 基板 記録層を機械的に支持する透明なディスク構成層。光ビームはこの層を通して記録層に入射する。 substrate
4.33 トラックピッチ ランドトラックの中心線と隣接するグルーブトラックの中心線との間の半径方向距離。 track pitch
4.34 記録禁止孔 駆動装置がこの孔が開と検知した場合,記録操作も消去操作も禁止するケースの孔。 write-inhibit hole
4.35 ライトワンス機能 書換形の光磁気ODCの初期化及び記録を一度だけに制限し,消去を許容しないとする技術。 write-once functionality
4.36 ゾーン ディスクの環状領域。 zone

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る