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JIS X 6302-2:2005
識別カード―記録技術―第2部:磁気ストライプ―低保磁力 2005制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 一次標準 ドイツ連邦国立度量衡研究所[Physikalisch-Technische Bundesanstalt (PTB)]によって作成され,管理されているRM7811-2の中からU_R及びI_Rの値を規定するために選定された1組の基準カード。 primary standard
4.2 二次標準 RM7811-2の中から一次標準との関係を校正証明された基準カード。参考 二次標準は,Physikalisch-Technische Bundesanstalt (PTB),FLab.2.24-Bundesallee 100,D-38116 Braunschweig, Germanyに注文可能である。二次標準の在庫は,最低2005年まで管理される。 secondary standard
4.3 未使用未記録カード 使用目的のためのすべての機能を備え,磁気記録も試験操作も行われていないカード。カードは,温度衝撃なしで,温度が5℃〜30℃で,湿度が10%〜90%の清浄な環境で,48時間以上日光に当てないように保管する。 unused un-encoded card
4.4 未使用記録済みカード 未使用未記録カードに,使用目的のためのデータが記録(例えば,磁気記録,エンボス加工,電気的記録)されただけのカード。 unused encoded card
4.5 返却カード 未使用記録済みカードで,カード保有者に発行した後に試験のために返却されたカード。 returned card
4.6 磁束反転位置 磁気ストライプ面の法線方向の磁束が最大となる位置。 flux transition
4.7 基準電流(I_R) 基準力ードに8磁束反転/mmの密度で記録して再生したときに,基準せん頭電圧(U_R)の80%(図6参照)と等しい出力電圧が得られる最小記録電流。 reference current
4.8 基準磁束レベル(F_R) 基準電流(I_R)に相当した試験ヘッドでの磁束の強さ。 reference flux level
4.9 試験記録電流 次に定義する2種顆の電流。
I_min=3.5F_Rに相当する記録電流。
I_max=5.0F_Rに相当する記録電流。
test recording currents
4.10 個別信号振幅(U_i) 一つの出力信号の基準値(電圧0V)からせん頭値までの信号振幅。 individual signal amplitude
4.11 平均信号振幅(U_A) 磁気ストライプ領域の全長にわたって,それぞれのトラックに対して,各々の個別信号振幅(U_i)の絶対値の総和をせん頭信号の数(n)で除したもの。 average signal amplitude
4.12 基準信号振幅(U_R) 基準カードの最大平均信号振幅を一次標準によって校正補正した値。 reference signal amplitude
4.13 磁束反転密度 一つのトラックに記録される単位長さ当たりの磁束反転の数。 physical recording density
4.14 記録密度 単位長さ当たりに記録されるデータビットの数(ビット/mm)。 bit density
4.15 ビットセル 隣接する刻時信号の磁束反転間の距離(図10参照)。 bit cell
4.16 サブインターバル ビット“1”のときの磁束反転間隔(図10参照)。 sub interval

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