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JIS X 6302-6:2011
識別カード―記録技術―第6部:磁気ストライプ―高保磁力
2011改正●2005制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
一次標準
U_R及びI_rの値を示すためにドイツ連邦国立度量衡研究所[Physikalisch-Technische Bundesanstalt (PTB)]が作成・管理している,RM7811-6と称する基準カードの一組。
primary standatd
4.2
二次標準
1枚ごとに一次標準との関係を校正証明されている,RM7811-6と称する基準カード。参考 二次標準カードは,Q-CARD Laboratories (所在地:301 Reagan Street, Sunbury, PA 17801 USA. Tel:570-286-7447又はorder reference cards from www.q-card.com)に注文可能である。二次標準の在庫は,最低2018年まで管理される。
secondary standard
4.3
未使用未記録カード
使用目的のためのすべての機能を備え,磁気記録も試験操作も行われていないカード。カードは,温度衝撃なしで,温度が5℃〜30℃で,湿度が10%〜90%の清浄な環境で,48時間以上日光にさらすことのないように保管する。
unused un-encoded card
4.4
未使用記録済みカード
未使用未記録カードに,使用目的のためのデータが記録(例えば,磁気記録,エンボス加工,電気的記録)されただけのカード。
unused encoded card
4.5
返却カード
未使用記録済みカードで,カード保有者に発行した後に,試験のために返却されたカード。
returned card
4.6
磁束反転位置
距離とともに磁化の変化が最大の位置。注記 磁気ストライプ面の法線方向の磁束が最大となる位置。
flux transition
4.7
基準電流,I_R
基準力ードに8磁束反転/mmの密度で記録して再生したときに,基準ピーク電圧(U_R)の80%(図6参照)と等しい出力電圧が得られる最小記録電流。
reference current
4.8
基準磁束レベル(F_R)
基準電流(I_R)に相当した試験ヘッドでの磁束の強さ。
reference flux level
4.9
試験記録電流
次に定義する2種顆の電流。
I_min=2.8F_Rに相当する記録電流。
I_max=3.5F_Rに相当する記録電流。
test recording currents
4.10
個別信号振幅,U_I
一つの出力信号の基準値(電圧0V)からピーク値までの信号振幅。
individual signal amplitude
4.11
平均信号振幅,U_A
それぞれのトラックの磁気ストライプ範囲の全長での,各々の個別信号振幅(U_i)の絶対値の総和をピークの数(n)で除したもの。
average signal amplitude
4.12
基準信号振幅,U_R
基準カードの最大平均信号振幅を一次標準によって校正補正した値。
reference signal amplitude
4.13
磁束反転密度
一つのトラックに記録される単位長さ当たりの磁束反転の数。
physical recording density
4.14
記録密度
単位長さ当たりに記録されるデータビットの数[ビット/mm又はbpi(ビット/inch)]。
bit density
4.15
ビットセル
隣接する刻時信号の磁束反転の距離(図11参照)。
bit cell
4.16
サブインターバル
ビット“1”のときの磁束反転の距離(図11参照)。
subinterval
4.17
減磁電流,I_d
I_min電流で20磁束反転/mmの密度で記録された二次標準カードにおいて平均信号振幅が基準信号振幅(U_R)の80%となる減磁が起きる直流電流。
demagnetisation current
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