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JIS X 6306:1995
外部端子付きICカード−共通コマンド 1995制定

番号 用語 定義 対応英語
3.1 初期応答ファイル ICカードの動作特性を示す基礎ファイル Answer-to-Reset file
3.2 コマンドレスポンス対 コマンドとそれに接続するレスポンスとの二つのメッセージの場合。 command-response pair
3.3 データ単位 参照可能なビットの最小集合。 data unit
3.4 データ要素 名前,論理的内容の識別子,構成及び符号化方法が定義された,インタフェース上に現れる情報項目。 data element
3.5 データ対象 見出し,長さ及び値(例えば,データ要素)からなり,インタフェース上に現れる情報。この規格では,データ対象は,基本符号化TLV,圧縮符号化TLV及び簡易符号化TLVで参照される。 data object
3.6 専用ファイル ファイル制御情報及び任意選択の割付け可能メモリを含むファイル。基礎ファイル及び/又は専用ファイルの親ファイルとなってもよい。 dedicated file
3.7 DF名 ICカード内の専用ファイルを,一義的に識別するバイト列。 DF name
3.8 ディレクトリファイル ISO/IEC 7816-5で規定される基礎ファイル。 directory file
3.9 基礎ファイル 同一のファイル識別子を共有している,データ単位又はレコードの集合。他のファイルの親ファイルとなることはできない。 elementary file
3.10 ファイル制御パラメタ ファイルの論理属性,構造属性及びセキュリティ属性。 file control parameters
3.11 ファイル識別子 ファイルを指定するために使われる2バイトの2進値。 file identifier
3.12 ファイル管理データ ファイルについての情報(例えば,有効期限,応用ラベル)。ファイル制御パラメタを除く。 file management data
3.13 内部基礎ファイル ICカードが解釈するデータを格納する基礎ファイル。 internal elementary file
3.14 主ファイル ファイル構成の根幹となる,唯一の必す(須)専用ファイル。 master file
3.15 メッセージ 接続装置からICカードへの方向,又はその逆方向に伝送されるバイト列。ただし,JIS X 6304で規定された伝送用キャラクタは含まない。 message
3.16 親ファイル 階層構造中で,該当ファイルのすぐ上位にある専用ファイル。 parent file
3.17 パスワード 応用システムが利用者に対し,ICカードへの提示を要求することがあるデータ。 password
3.18 経路 区切りがないファイル識別子の連鎖。特に,主ファイルから始まる経路のことを,絶対経路と呼ぶ。 path
3.19 提供者 ICカードに専用ファイルを生成する権利をもつ機関。 provider
3.20 レコード ICカードが一括して扱うバイト列。レコード番号又はレコード識別子によって参照される。 record
3.21 レコード識別子 レコードを参照する際に使用できる,レコードに付加された値。一つの基礎ファイル内で,同一のレコード識別子をもつレコードが複数存在してもよい。 record identifier
3.22 レコード番号 基礎ファイル内のレコードを一義的に指定するために,各レコードに割り振られる連続した番号。 record number
3.23 作業用基礎ファイル ICカードが解釈実行しないデータを格納する基礎ファイル。 working elementary file

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