← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 6330:2001
光メモリカード―直線記録方式―物理的特性 2001改正●1998制定

番号 用語 定義 対応英語
3.1 光記録領域 記録ビーム又は再生ビームによってアクセスされるカード上の領域。 accessible optical area
3.2 光記録層 光学的手段によってディジタル情報を記録及び/又は再生できる特定の材料を含み,透明層と裏打ち層との間に設けられるカードの中の特定の層。 optical layer
3.3 裏打ち層 光記録層を挟んで透明層の裏にある,カードの中の特定の層。 protective layer
3.4 透明層 記録ビーム又は再生ビームが通過する,カードの中の特定の層。 transparent layer
3.5 未記録部の反射率 隣接するトラックガイドの中間で透明層を通して規定の波長で測定した,未記録の光記録領域の反射率。 background reflectivity
3.6 ビーム径 光記録層の表面において円形の光照射領域として観測したとき,その円周上の光強度がピーク光強度の1/e^2に等しい円の直径。 beam diameter
3.7 入射面●入射表面 記録ビーム又は再生ビームが最初に入射するカードの面。 entry face
3.8 光路長 カードの入射表面から光記録層までの往復距離に,透明層の屈折率を乗じた値。 optical path length
3.9 パルス幅 記録のためにレーザが動作している時間。 pulse width
3.10 再生光出力 光記録領域からデータを再生するときのレーザ光の出力。 read power
3.11 反射率 規定の波長の光をカードの透明層に垂直に入射したときの,入射光強度に対する反射光強度の比率。通常,%で表す。 reflectivity
3.12 屈折率 真空中の光の位相速度と媒質中の光の位相速度との比。 refractivity
3.13 マーク 記録ビームによって光学的に変化した光記録層上の領域。一般には棒状の線になる。 marker
3.14 直線記録方式 カード上に,直線X−Yフォーマットによってディジタルデータを記録又はプリフォーマットする方法。 linear recording method
3.15 フォーマット ディジタルデータを記録する様式,及び使用に先立ってカードにあらかじめ付与される情報の様式。 format
3.16 プリフォーマットデータ カードの製造工程において,あらかじめ付与されたデータ。 preformatted data
3.17 トラックガイド データの記録時及び再生時に基準とする,カード長辺に平行にプリフォーマットした直線。データは,隣接するトラックガイド間に,トラックガイドに平行に記録される。 track guide
3.18 カードドライブ カードに情報を記録及び再生する装置(★句点抜け★) card drive
3.19 P.P.M. スポット上のマークの有無によって2値信号の1及び0を表す変調方式(パルス位置変調)。Pulse Position Modulationの略。 P.P.M.
3.20 P.W.M. 棒状のマークの端(前端及び後端)が2値信号の1及び0の信号遷移を表す変調方式(パルス幅変調)。Pulse Width Modulationの略。 P.W.M.
3.21 基準縁 カードの光記録領域が正面下方に位置するようにカードを置いたときのカードの下辺及び左辺。 reference edges
3.22 基準トラック 長手方向の基準縁に最も近いトラック。 reference track
3.23 ドロップイン カードの再生時に,記録していない2値信号が再生されることによるデータ誤り。 drop in
3.24 ドロップアウト カードの再生時に,記録した2値信号が再生されないことによるデータ誤り。 drop out
3.25 スキュー 基準トラックが長手方向の基準縁となす角度。 skew

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る