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JIS X 7131:2014
地理情報―データ製品仕様 2014制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 応用 利用者要求に応えるために行われるデータの操作及び処理(ISO 19101参照)。 application
4.2 応用スキーマ 一つ以上の応用システムによって要求されるデータのための概念スキーマ(ISO 19101参照)。 application schema
4.3 概念モデル 論議領域の概念を定義するモデル(ISO 19101参照)。 conceptual model
4.4 概念スキーマ 概念モデルの形式記述(ISO 19101参照)。 conceptual schema
4.5 被覆 空間定義域,時間定義域又は時空間定義域内の各々の直接位置に対して,決められた値域からの値を返す関数として機能する地物(JIS X 7123参照)。例 ラスタ画像,ポリゴンオーバレイ,数値標高行列。 coverage
4.6 データ製品 データ製品仕様に従うデータ集合又はデータ集合系列。 data product
4.7 データ製品仕様 任意の団体による,作成,供給及び使用が可能となるような追加情報を伴ったデータ集合又はデータ集合系列の詳細な記述。注記 データ製品仕様は,論議領域の記述及び論議領域からデータ集合への写像に関する仕様を規定する。データ製品仕様は,作成,販売,最終利用又は他の目的に使用してもよい。 data product specification
4.8 データ集合 他と識別可能なデータの集まり(JIS X 7115参照)。注記 データ集合は,空間範囲又は地物型のような制約によって区切るとしても,データ集合は,より大きいデータ集合の中に位置する,より小さいデータのグループであってもよい。理論的には,データ集合は,より大きなデータ集合に含まれる一つの地物又は地物属性のように小さくてもよい。ハードコピーの地図又は図表は,データ集合と考えてよい。 dataset
4.9 データ集合系列 同じ製品仕様書を使って作成したデータ集合の集まり(JIS X 7115参照)。 dataset series
4.10 領域 明確に定義された集合(ISO/TS 19103参照)。注記 “明確に定義された”集合とは,定義を満足するものは全て集合の中にあり,定義を満足しないものは全て集合のほかにあることを示す,必要十分な条件を与える定義であることを意味する。 domain
4.11 地物 実世界の現象の抽象概念(ISO 1901参照)。注記 地物は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物型又は地物インスタンスという用語は,型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。 feature
4.12 地物関連 ある地物型のインスタンスを同じ又は異なる地物型のインスタンスに関連付ける関係(JIS X 7110参照)。
注記1 地物関連は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物関連型又は地物関連インスタンスという用語は,型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。
注記2 地物関連は地物の集成を含む。
feature association
4.13 地物属性 地物の属性(ISO 19101参照)。
注記1 地物属性は,型又はインスタンスとして現れてもよい。地物属性型又は地物属性インスタンスという用語は,型又はインスタンスの一方だけを意味するとき使用する。
注記2 地物属性型は名前,データ型及び地物属性に関連する値の定義域をもつ。地物インスタンスの地物属性は,その定義域から選ばれた属性値をもつ。
feature attribute
4.14 地理データ 地球に関係した場所への暗示的又は明示的な参照をもったデータ(JIS X 7109参照)。注記 地球に関係した場所に暗示的又は明示的に関連する現象に関する情報を意味する用語として,“地理情報”も使用する。 geographic data
4.15 メタデータ データに関するデータ(JIS X 7115参照)。 metadata
4.16 モデル 現実の幾つかの側面の抽象概念(JIS X 7109参照)。 model
4.17 描画法 人間への情報の表示(ISO 19117参照)。 portrayal
4.18 品質 明示的又暗示的に述べられた要求を満たす能力に関する製品特性の総体(ISO 19101参照)。 quality
4.19 論議領域 関心あるもの全てを含んだ,実世界又は仮想世界の範囲(ISO 19101参照)。 universe of discourse

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