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JIS X 8101-2:2010
情報技術―バイオメトリック性能試験及び報告―第2部:テクノロジ評価及びシナリオ評価の試験方法 2010制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1.1 バイオメトリック参照データ(テンプレート,モデル) 利用者ごとに格納された登録サンプルから抽出された特徴に基づく参照基準。(★見出し語はどれ?★) biometric reference template model
4.2.1 特徴抽出器 サンプルから特徴を抽出する機構。 feature extractor
4.2.2 バイオメトリック参照データ生成器 サンプルをバイオメトリック参照データに変換する機構。 biometric reference generator
4.3.1 順化 評価の全過程を通して,サンプルを処理するセンサの能力に影響を及ぼす可能性のあるバイオメトリック特徴の時間的に変化し得る条件に適応が起きること。 acclimatization
4.3.2 取組みレベル バイオメトリックシステムに正しく登録,若しくはマッチングするために必要な提示,入力試行又はトランザクションの数。 effort level
4.3.3 登録試行 バイオメトリックシステムにおいて,登録のための一人の被験者からの一つ以上のバイオメトリックサンプルの提出。
注記1 一つ以上の登録試行が,登録トランザクションを構成するために,許可又は要求される場合がある。また,一つの登録試行は,一つ以上の登録提示を含むこともある。
注記2 附属書Bに示す提示,入力試行及びトランザクション間の関係の図を参照。
enrolment attempt
4.3.4 登録試行の限度 一人の被験者が登録トランザクションの終了前に許可される最大入力試行数,又は最大所要期間。 enrolment attempt limit
4.3.5 登録提示 登録のための一人の被験者におけるバイオメトリック特徴の実体の提出。注記 一つ以上の登録提示が登録トランザクションを構成するために許可又は要求されることもある。また,一つの登録提示は,一つの登録試行になる場合も,ならない場合もある。 enrolment presentation
4.3.6 登録提示の限度 一人の被験者が登録トランザクションの終了前に許可される最大提示数,又は最大所要期間。 enrolment presentation limit
4.3.7 ガイダンス 登録又は認識の過程で運用責任者から被験者に示される指示。注記 ガイダンスは,登録又は認識の過程でバイオメトリックシステム又は装置から与えられるフィードバック(音及び視覚的な提示列のようなもの)とは別のものである。 guidance
4.3.8 習熟 ある装置に対する被験者の精通度合い。注記 バイオメトリック装置を使用することによって得られる,十分な精通度合いをもつ視験者は,習熟した被験者と呼ぶ。 habituation
4.3.9 比較試行 バイオメトリックシステムにおいて,ある被験者に関する一つ以上のバイオメトリックサンプルを比較のために提出すること。 comparison attempt
4.3.10 比較試行の限度 一人の被験者が比較処理の終了前に許可される最大入力試行数,又は最大所要期間。 comparison attempt limit
4.3.11 比較提示 比較を目的とした,一被験者当たり一つの生体特徴の実体の提示。注記 一つ以上の比較提示は,比較試行を構成するために許可又は要求されることがある。一つの比較提示は,一つの比較試行になることも,ならないこともある。 comparison presentation
4.3.12 比較提示の限度 一人の被験者が比較試行の終了前に許可される最大提示数,又は最大所要期間。 comparison presentation limit
4.4.1 収集時不適合率 テクノロジ評価に使用するために,手動又は自動でバイオメトリックデータを集めているときにコーパスから廃棄されるサンプルの割合。例 顔データ収集において収集された画像の一部は,画像中の顔の欠落によって廃棄されることがあり得る。 failure at source rate

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