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JIS X 8341-1:2010
高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―第1部:共通指針
2010改正●2004制定
番号
用語
定義
対応英語
3.1
アクセシビリティ
様々な能力をもつ最も幅広い層の人々に対する製品,サービス,環境又は施設(のインタラクティブシステム)のユーザビリテイ。
注記1 アクセシビリティの概念では,能力の多少を問わず全ての利用者を対象とし,障害者と正式に認められた利用者に限定しない。
注記2 ユーザビリティ指向のアクセシビリティの概念は,全ての利用者の能力の全範囲に十分に注意を払うと同時に利用の特定の状況を考慮し,できるだけ高い水準の有効さ,効率及び満足度を達成することを目指している。
accessibility
3.2
支援技術
システムに追加又は内蔵されるハードウェア又はソフトウェアであって,個人のアクセシビリティを向上させるもの。注記 対応国際規格では,上記の定義のうち,“内蔵”を除いた“追加される技術だけ”を指すものとして“支援技術(assistive technology)”を使っている場合が多い。
assistive technology
3.3
利用の状況
利用者,仕事,機器(ハードウェア,ソフトウェア及び資材),並びに製品が利用される物理的環境及び社会的環境[JIS Z 8521:1999の定義3.5]。
context of use
3.4
情報通信技術
情報を収集,蓄積,検索,処理,分析及び送信する技術。
information/communication technology
3.5
インタラクティブシステム
利用者の仕事の達成をサポートするために,利用者から入力を受信し,出力を送信する,ハードウェア及びソフトウェアの構成要素によって結合されたもの[JIS Z 8530:2000の定義2.1]。注記 用語“システム”が“インタラクティブシステム”の代わりにしばしば利用される。
interactive system
3.6
スクリーンリーダ
オペレーティングシステムを介して利用可能な情報と組み合わされる支援技術であって,これによって利用者は幾つかのウィンドウから選択し,コントロール(操作部,コントローラ)の状態を知り,テキストを点字又は音声に変換して読むことができるもの。
screen reader
3.7
ユーザビリティ
ある製品が,指定された利用者によって,指定された利用の状況下で,指定された目的を達成するために用いられる場合の,有効さ,効率及び利用者の満足度の度合い[JIS Z 8521:1999の定義3.1]。
usability
3.8
利用者
情報通信機器又はサービスとやり取りする個人。注記 JIS Z 8521:1999の定義3.7及びJIS Z 8520:2008の定義3.8を改作した。
user
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