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JIS X 9303-1:2006
情報技術―ユーザシステムインタフェース及びシンボル―アイコン及び機能―第1部:アイコン一般
2006制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
動作アイコン
アイコンの一つ。選択された操作対象及び/又は操作目標に働きかけ,典型的にはメニューで与えられる機能群に一操作でアクセスできるようにする。
action icon
4.2
アプリケーション
一群の機能。使用者はそれらを用いて作業を実行できる。
application
4.3
分かりやすさ
アイコンの意味の理解しやすさ。
comprehensibility
4.4
コントロールアイコン
ダイヤル,ラジオボタンなどの物理的なコントロールに類似していることがあるグラフィック。使用者はそれを用いて,データ,他のオブジェクト又はそれらの属性を直接操作できる。
control icon
4.5
識別性
空間的,時間的又は文脈的に近くに表示された別のアイコンから,与えられたアイコンを区別するときの容易さ。
discriminability
4.6
グラフィック
総称オブジェクト(図2参照)の具体例の図式表現。
graphic
4.7
アイコン
表示装置の画面上に表示されるグラフィック。コンピュータシステムの機能を表す。
icon
4.8
アイコンの機能
アイコンが表現しているコンピュータシステムの能力。
icon function
4.9
習得性
アイコンによって表現されたシステム機能が,それが理解された後に,どれだけ容易に思い出すことができるかを示す。
learnability
4.10
判読性
アイコンの図柄の詳細を,どれだけ容易に区別できるかを示す。
legibility
4.11
比ゆ(喩)
使用者が既になじんでいる概念に関連付ける行為。使用者は,これによってコンピュータシステムの使い方及び振舞いを導き出せる。備考 例えば,ファイルキャビネット及び電子的な記憶装置は,共に文書を格納するという共通な機能をもっていることから,ファイルキャビネットの絵を用いて電子的な記憶装置を表現する。
metaphor
4.12
オブジェクトアイコン
オブジェクトに関連付けて機能を表したアイコン。移動したり開いたりすることができる。備考 オブジェクトアイコンとその機能との関係は,例えば,フォルダのグラフィックを用いてサブディレクトリを表すように比ゆ(喩)的であるし,例えば,プリンタのグラフィックを用いてプリンタを表すように直接的である。
object icon
4.13
開く
オブジェクトのビューを表示して,その内容にアクセスできるようにする操作。
open
4.14
ポインタアイコン
物理的な入力装置に,論理的に結びついているアイコン。使用者は,他の画面構成要素と対話するためにこれを操作する。
pointer icon
4.15
認識性
同じ又は類似したアイコンによる以前の経験に基づいて,アイコンを識別できる容易さ。
recognisability
4.16
感受領域
使用者入力に応答するアイコンの領域。
sensitive region
4.17
状態標識
コンピュータシステムの機能又はコンピュータシステムダイアログの現在の状態を表示するアイコン。
status identifier
4.18
ツールアイコン
アイコンの一種。選択するとポインタアイコンの機能及び形状が変わり,そのアイコングラフィックの体現しているツールに関連した作業が行えるようになる。
tool icon
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