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JIS X 25041:2015
システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)一間発者,取得者及び独立した評価者のための評価手引
2015制定
番号
用語
定義
対応英語
4.1
納入可能な製品
サービスを提供するための検証可能な固有のシステム又はソフトウェア製品。プロジェクト出資者又は顧客の承認を得ることを条件としている。
deliverable product
4.2
動的な製品
試験及び/又は運用操作可能な環境で実行時に測定できるシステム又はソフトウェア製品。
dynamic product
4.3
評価
実体が明示された基準を満たしている度合いを系統的に測定すること(JIS X 0160:2012)。注記 JIS X 0160:2012の定義文の一部を変更している。
evaluation
4.4
評価水準
適用される評価技法及び達成されるべき評価結果として示される,評価中に適用される評価の奥深さ又は完璧さを定義する厳格さ。
evaluation level
4.5
評価記録
評価プロセスで実施した全ての活動及び達成した全ての結果について文書化した客観的な証拠。
evaluation records
4.6
評価要求者
評価を要求する個人又は組織。
evaluation requester
4.7
評価ツール
データの収集,データの解釈又は評価の一部の自動化のために,評価中に使用する道具。注記 このようなツールの例としては,コードメトリクスを計算するソースコード分析ツール,形式モデルを生成するCASEツール,実行可能なプログラムを実行させる試験環境,点検データを収集するチェックリスト,又は測定量を組み合わせて計算する表計算ソフトウェアがある。
evaluation tool
4.8
評価の厳重性
製品に期待される利用限界を満たすために,製品の品質特性及び品質副特性に要求される度合い。
evaluation stringency
4.9
独立した評価者
開発者及び取得者から独立して,評価を実施する個人又は組織。注記 評価する対象システムに対する開発者又は取得者として活動する個人又は組織は,システムに対する独立した評価者となることはできない。独立した評価者は,組織であってもよい。独立した評価者は,開発者及び取得者から独立している限りは,開発者と同じ組織に所属することができる。(JIS X 25040:2014)
independent evaluator
4.10
中間製品
開発プロセスのある段階の製品(システム又はソフトウェア製品)で,開発プロセスの他の段階の入力として利用されるもの。
intermediate product
4.11
製品性質
明示された状態の下で使用するとき,明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満たす製品の度合い。注記 この定義は,JIS Q 9000:2006の品質定義と異なる。主な理由は,ソフトウェア品質の定義が明示的ニーズ又は暗黙のニーズの満足に言及しているのに対し,JIS Q 9000の品質定義が要求の満足に言及していることによる。(JIS X 25000:2010の“ソフトウェア品質”の定義を,“〜の度合い”として言い換えた。)
product quality
4.12
静的な製品
レビュー時に実行できないシステム又はソフトウェア製品。
static product
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